オールカラーでわかりやすい! 三国志

  • 西東社
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本棚登録 : 35
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791623051

作品紹介・あらすじ

乱世の始まりから三国の滅亡まで歴史ロマンの最高傑作を知る!三国志をひも解く116テーマ!

感想・レビュー・書評

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  • わかりやすかった。良い本。

  • 三国志three kingdomsというドラマにハマってしまい、前々から興味があった三国志にちょっと触れてみようと思い、kindleで購入した(まさかの99円!)。

    本書の内容はタイトルどおり、「三国時代の歴史」ではなくあくまで「三国志」ということだ。「三国志演義」「正史」という2つの古典文学作品を参照しつつ、著者なりにこれらを総合し、歴史叙述「風」にまとめられている。本書で紹介される各エピソードについて、史実か創作かという点は一応おおむね記述されている。しかし、その部分は、本書の根幹的な趣意ではない部分に留意したいと思った。(執筆者は、歴史学者や歴史教育者ではなく、中国文学系を専攻している大学講師らしい)

    複数の聞き慣れない名前の登場人物が、立場をくるくると変えて入り乱れる三国志に関して、本書のような丁寧かつ読みやすい解説本はとてもありがたい。
    特に本書が卓越しているところは、登場人物1人1人の小解説を本文下部に設けている点、初登場から頁を経て再登場した人物を再度本文下部に掲載している点、本文とリンクする地図や図解をふんだんに提示し理解を促進させようとしている点、時代別の各章の冒頭で、その時代について予めまとめた記述がされている点【特にこの部分!】。一度読むだけで理解できるように、何度も構成を練って考え抜いて書いた本なのだろう。私のような素人にとっては、99円以上の価値があったと思う。

  • 三国志はあまりにも膨大であり、私を惹きつける魅力が感じられない。結局は、最後まで読みきれなかった。本編を読むことはあきらめた。

  • 「オールカラーでわかりやすい!」シリーズのkindle版が100円でセールされていたため、片っ端から購入しました。
    三国志については某大戦3での知識がほぼすべてだったのですが、この本は三国時代に突入した背景から、(面白みがないため一般的に)省略される諸葛亮没後から晋成立の流れまで、一通り記してあります。中国の地図がたびたび使われて、三国時代が中国全土を舞台に繰り広げられていたことが分かりやすく紹介されています。この1冊で三国志の基礎はほぼすべて抑えることができるでしょう。先にこの本を読めばよかったw
    三国志初心者の人にはもちろん、ある程度知っている人にも「おすすめの書籍コーナー」があるので新しい三国志本を知る機会になるかもしれません。オススメ。

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