写真・図解 日本の仏像 この一冊ですべてがわかる!

著者 : 薬師寺君子

• 西東社 (2015年12月26日発売)

作品紹介・あらすじ

国宝・重要文化財多数。250点超!迫力の仏像写真。

感想・レビュー・書評

[aquaさんの感想 · 2017年7月3日]

仏像はギリシャ美術の影響を受けて制作が始まったというのは意外だった。
仏像の歴史は美術の歴史でもあるんだなぁ。かなりの芸術的才能と技術とお金がないとこんなずっと残り続けるものを作れない。仏像のなめらかで美しい曲線と考え尽くされた美に感嘆する。宗教と美術は隣り合わせなのかも。
信仰され引き継がれてきた仏像を、これだけ沢山見ていると感慨深いものがある。人間の歴史みたい。精神的なかなりの部分を宗教に頼って救いを求めて生きているのだなと思う。
「どこどこに住んでいて、現在は修行中」などの表記があって困惑する。どこかに住んでいるという認識は無かったし、みんな悟りを開いてるのだと思ってた。
とにかく奥が深くて知りきれない。

[めめさんの感想 · 2022年4月24日]

買おうかなと思っているぐらい良い。分かりやすい。

[（・∀・）さんの感想 · 2019年4月18日]

先日、東京国立博物館の東寺展へ行く予定があったので、予習のために読んだ本。
独特の用語も多く、覚えていったことというのはあまり多くなかったものの「これ本にも書いてあったな」「載ってたな」という内容がいくつもあり勉強になりました。

著者プロフィール

1970年、愛知県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程(美術史)専攻単位取得退学。2000年より豊島区立郷土資料館社会教育指導員。2006年より東京文化財研究所補佐員。現在、昭和薬科大学非常勤講師。専門は、日本美術史。

「2022年 『新版　写真・図解　日本の仏像　 この一冊ですべてがわかる！』 で使われていた紹介文から引用しています。」