ユリイカ2012年2月号 特集=立川談志

  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791702343

感想・レビュー・書評

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  • 「落語を現代に生きるものとするためには、どうすればよいのか」を求めて苦闘した、立川談志。その姿から、「古き良きもの」について考えさせられました。

    古いからといって、価値あるものではない(自分は、古いものに対する愛着と新しいもの対する反抗が偏っているという自戒を込めて。)。古いからといって、権威づけて保護してはいけない(例えば、能。)。古いからといって、現代に媚びて生き延びようとしてはいけない(歌舞伎にその気配を感じる。)。

    では、どうするのか。とてつもないバランス感覚が求められると思います。

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著者プロフィール

落語家、落語立川流創設者。1936年、東京に生まれる。本名、松岡克由。16歳で五代目柳家小さんに入門、前座名「小よし」を経て、18歳で二つ目となり「小ゑん」。27歳で真打ちに昇進し、「五代目立川談志」を襲名する。1971年、参議院議員選挙に出馬し、全国区で当選、1977年まで国会議員をつとめる。1983年、真打ち制度などをめぐって落語協会と対立し、脱会。落語立川流を創設し、家元となる。2011年11月逝去(享年75)。

著書には『現代落語論』(三一新書)、『談志百選』『談志人生全集』全3巻、『立川談志遺言大全集』全14巻(以上、講談社)、『談志絶倒 昭和落語家伝』(大和書房)、『談志 最後の落語論』『談志 最後の根多帳』『立川談志自伝 狂気ありて』(以上、ちくま文庫)、『談志が遺した落語論』『江戸の風』(以上、dZERO)などがある。

「2021年 『談志の日記1953 17歳の青春』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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