ユリイカ 2013年10月号 特集=武田百合子 歩く、食べる、書く

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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791702626

感想・レビュー・書評

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  • 様々な人が武田百合子さんについて書いている、というか思いの丈を吐露している。改めて魅力的な人だった(いや現在形か)のだなぁと感じる。誰だったか思い出せないけれど、そして失礼ながら読み返さなかったので本当にそうだったかも定かでないけど、良く知られたエッセイ『枇杷』について「このような書き方をしてほしくなかった」というようなトーンのことを書いていた方がいて、あまり良くない方の意味で少し印象に残ったものの、それだって結局百合子さんへの思い入れの強さを示しているに過ぎないわけで。著作を読み返したくなった。

  • もう、そんなに経つんだ、、、没後20年

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    「没後20年、結晶度の高い随筆を多数残した武田百合子の作品と人物の魅力に迫る。 『富士日記』や『犬が星見た』、『日々雑記』などの随筆作品を残し、没後20年経過した現在でも熱狂的ファンに支持され続けている武田百合子。本特集はあらためて武田百合子の文学の真髄を考え、その作品の豊穣さを味わい尽くすとともに、現代にも通じるひとりの女性としての内面性にも迫る。ファンのみならず、この特集で武田百合子の生き方にふれてほしい。 」

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著者プロフィール

武田百合子
一九二五(大正一四)年、神奈川県横浜市生まれ。旧制高女卒業。五一年、作家の武田泰淳と結婚。取材旅行の運転や口述筆記など、夫の仕事を助けた。七七年、夫の没後に発表した『富士日記』により、田村俊子賞を、七九年、『犬が星見た――ロシア旅行』で、読売文学賞を受賞。他の作品に、『ことばの食卓』『遊覧日記』『日日雑記』『あの頃――単行本未収録エッセイ集』がある。九三(平成五)年死去。

「2023年 『日日雑記 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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