現代思想2011年8月号 特集=痛むカラダ 当事者研究最前線

  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791712311

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  • 二年前のこと、筋トレをしていて突然頭部に痛みを感じた。激痛であり半時間は動けなかった。医者が嫌いなので2週間はそのままにしておいたが痛みが少しは退いたがどうも調子がおかしい。何故か仰臥以外の態勢では痛みを感じるが、横になると途端に楽になる。と共に、眠気が襲ってくる。数分で眠りに入る。そうして1日に18時間くらいは眠っていた。
    二週間くらいして、日常の行動ではやはり痛みはあるので医者に行ったら、時間が立ち過ぎているので血管からの出血があったとしても痕跡は残っていないということだった。
    その時に、自分の症状を記しておこうと考えてペンを持ち書こうとしたら「文字」がでてこない。三画である”文”という字すらイメージがぼんやりとしていて「文字を書くことができない。」という文を書けないでいた。
    今はすっかりと元気になったが、このままでどうなっていくのだろう?という日が続いていた。
    そのようなことを思い出しながら、この特集を読んでいた。

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著者プロフィール

熊谷晋一郎(くまがや・しんいちろう) 東京大学先端科学技術研究センター准教授、小児科医。脳性マヒの電動車いすユーザー。専門は小児科学、当事者研究。著書に『リハビリの夜』(医学書院、2009年)、『みんなの当事者研究』(編著、金剛出版、2017年)、『当事者研究と専門知―生き延びるための知の再配置、2018年』(編著、金剛出版)、『当事者研究をはじめよう』(編著、金剛出版、2019年)など。

「2022年 『自由に生きるための知性とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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