現代思想 2013年5月号 特集=自殺論

  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791712625

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  • 【書誌情報】
     現代思想2013年5月号
     特集=自殺論――対策の現場から――

    定価:本体1300円+税
    発売日:2013年5月
    ISBN:978-4-7917-1262-5
    http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2340


    【構成】
    ■新連載――中国で読む「世界史の構造」 第1回
      『世界史の構造』について/柄谷行人

    ■連載――アウト・イン・ザ・ワイルズ 第10回
      紋切型と否認/千葉雅也

    ■連載――家族・性・市場 第89回
      精神医療についての本の準備・2/立岩真也

      特集*自殺論  対策の現場から
    [イントロダクション]
    「誰も自殺に追い込まれることのない社会」をめざして/清水康之

    [討議]
    死なせないための、女子会/雨宮処凛+川口有美子

    [エッセイ]
    狂気が希望に転じるとき/大野更紗 

    [自殺対策への批評]
    労働の病、レジリエンス、健康への意志/北中淳子 
    自死の「動機の語彙」としての「うつ病」 労災保険における「自死=病死=災害死」という構図/山田陽子 
    自殺対策の推進における家族員の責務とその上昇をめぐって/藤原信行 

    [自殺のタイポロジー]
    老いらくの自殺 ポスト経済成長時代の超高齢社会から排除される人たち/天田城介
    労働にまつわる死の変化と問題の所在 死傷、過労死から自殺へ/伊原亮司
    「就活自殺」とジェンダー構造/橋口昌治
    子どもの自殺を消費する社会/伊藤茂樹

    [死-権力]
    「理性的自殺」がとりこぼすもの 続・「死を掛け金に求められる承認」という隘路/大谷いづみ
    遺体たちの遺書、焼身への差押えを解け 悠久かつ残酷なジャンル、韓国の焼身労働者たちの「評伝」について/黄鎬徳 田島哲夫訳
    絡まり合いと自滅 ドゥルーズ=ガタリのファシズム論の現代的意義の検討/篠原雅武

    [自殺へのアプローチ]
    モラリズムの蔓延/小泉義之
    自殺の社会学的課題/山下雅之
    自己、社会、そして神に反して 哲学・法学・文学に見る一八世紀イタリアの自殺論/F・カンパニョーラ

    ■研究手帖
      「新しい社会運動」なんてものはない/松井隆志

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著者プロフィール

ライフリンク代表。元NHK報道ディレクター。

「2013年 『現代思想 2013年5月 特集=自殺論 対策の現場から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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