現代思想 2017年3月号 特集=社会学の未来

  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791713400

感想・レビュー・書評

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  • 2017/09/18

  • 現代思想のバックナンバー。社会学の未来。lifeから社会学に入った私としては、チャーリーとか古市とか、メディアに取り上げられそうなところに目が行ってしまっていたが、あくまでもそれは学問であり地道な実地調査からくみ上げられる経験的帰結であることを考えさせられた。浮ついたところはなく、いたってまじめに現代、特に現代日本を掘り下げているいくつかの論文と対談。堅苦しくはなく、むしろなじみやすいほどに危機意識を持つことができた。いい学びになった。

    対話的構築主義の桜井厚が一番よかったかな。ライフヒストリーとライフストーリー。


    17.5.15

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著者プロフィール

大澤真幸(おおさわ・まさち):1958年、長野県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。思想誌『THINKING 「O」』(左右社)主宰。2007年『ナショナリズムの由来』( 講談社)で毎日出版文化賞、2015年『自由という牢獄』(岩波現代文庫)で河合隼雄学芸賞をそれぞれ受賞。他の著書に『不可能性の時代』『夢よりも深い覚醒へ』(以上、岩波新書)、『〈自由〉の条件』(講談社文芸文庫)、『新世紀のコミュニズムへ』(NHK出版新書)、『日本史のなぞ』(朝日新書)、『社会学史』(講談社現代新書)、『〈世界史〉の哲学』シリーズ(講談社)、『増補 虚構の時代の果て』(ちくま学芸文庫)など多数。共著に『ふしぎなキリスト教』『おどろきの中国』(以上、講談社現代新書)、『資本主義という謎』(NHK出版新書)などがある。

「2023年 『資本主義の〈その先〉へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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