機械仕掛のエロス

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著者 : 渋澤龍彦
  • 青土社 (1992年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791751785

機械仕掛のエロスの感想・レビュー・書評

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  • 10数年前に読了。当時、エロス関連小説・評論を読み漁っていた頃にその一環で読んだ記憶がある。(笑)
    古今東西のあらゆる手法で表現されるエロティシズムの作品に対し、澁澤龍彦ならではの洞察力で、細に入る真面目な筆致で迫った評論を再編纂したものである。その独特の世界観の暗闇の深さはたまりません。本書に取り上げられた小説は、その後の読書の参考にさせてもらった思い出もあります。(笑)
    詳細にこだわり掘り下げられた内容であるので、本当にそうなのかどうか、いろいろ試したくなったりして・・・!
    ジョルジュ・バタイユの有名な「エロティシズムとは死にまで高まる生の称揚である」という言葉を強く感じる評論集となっている。

  • エロティシズムの観点から見た西欧文学、作家、絵画等を論じたビブリオテカ・エロティス。フランス幻想文学は常に外国作家(ホフマン、ポーの両名)の啓示を必要とし、その養分を吸収して発達してきた、という説は興味深い。現代日本文学に於けるエロティシズムという観点から取り上げられた作家は、川端康成、谷崎潤一郎、室生犀星、坂口安吾、野坂昭如、吉行淳之介、吉岡実、春日井建。道徳という名前でエロティシズムを弾劾すれば必ず偽善に陥ると澁澤は言う。「エロティシズムとは死にまで高まる生の称揚である」〜ジョルジュ・バタイユ

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