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- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791752478
作品紹介・あらすじ
聖なるものと穢れたるものの両極にひそむ女の勁い力を、さまざまな伝承や習俗のなかにさぐり、共同体にしめるの意味を解き明かすまったく新しい女性論の視座。
感想・レビュー・書評
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「女人島」、「花嫁の死」、「女と契約」が特に面白かった。なかでも「女と契約」。ケヤキ姉妹やニンズというあり方があったことは初めて知った。すごく意外だったが、それはなぜかと言えばなんだか現代ととても通じる何かがあるように感じられたからで、ではそれは何かと言えば…なんでしょう。どんなに長い間離れていても心の繋がりは揺るがないような、”幼なじみ”の存在を求めているということなんだろうか。
女と犬の項など、それはどうなんだろうと思うところもありますが、『ヒメ』をさまざまなものと結びつけながら見ている。民俗学もおもしろいよなぁあ。自分がやるとしたら、何となく「お月さまいくつ」のような着目の仕方をするのではないだろうか。根拠は無い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
民俗学における女性の役割や聖性について、様々な観点から記した本。有名な柳田や折口など色々な人の意見が取り入れられており、分かりやすい。
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