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- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791757435
作品紹介・あらすじ
怪獣大出現のてんまつから、お姫さまの不思議な首飾りの謎まで。
感想・レビュー・書評
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なんとなく手に取ったが、なかなか面白くて満足。
ヴィクトリア時代の、イギリス児童文学、というか、当世風のおとぎ話、というようなジャンルで編まれた五人の作家のアンソロジー集。
収録されている作家は、メアリー・ド・モーガン、ケネス・グレアム、イヴリン・シャープ、ローレンス・ハウスマン、エディス(イーディス、のほうが自分にはしっくり来る)・ネズビット。
ドラゴン、お姫様、王子様、魔法などをテーマにした小品が全部で七編収められている。
わりあい、シュールな味のある、ケネス・グレアムとネズビットがやはり巧いなと感じました。(好みの問題です)
本作は、「妖精文庫」なる青土社のシリーズの三作目だそう(1999年刊行)。
一応本作の作者名としては、ケネス・グレアムが筆頭にあるが、ほかのシリーズは、ワイルド、ラスキン、クレイク、マクドナルドの名前が(おそらく主たる筆者として)冠されている。
ほかのものも見かけたら読んでみたい。
ワイルドとかは妖精という括りで大丈夫なのか、ちょっと気になってしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子供向けのおとぎ話なのですが、面白い。
メアリ・ド・モーガンの2つの作品は、ブラックな風刺を混ぜ込んでいて、ドキっとする。ケネス・グレアムの「ものぐさドラゴン」はユーモアたっぷりに男の子とものぐさなドラゴンの友情を描く。面白い!
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