- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791760466
作品紹介・あらすじ
世界一スマートな企業の社員採用理念は、超高IQか、それとも型破りの発想と情熱なのか。並みいる秀才をうならせる、驚異の難問・奇問のパズルとクイズの数々。逸材発掘の秘術のベールを剥ぎ、難関突破の傾向と対策の全てを公開する。真の知性とは何かを根源から問い直す。
感想・レビュー・書評
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1*まず、どういう答えが期待されているか、はっきりさせる(頭のなかで、あるいは対話で)
2*大きくて複雑な問題には、ふつう単純な答えがある
3*単純な問題は、複雑な答えを求めていることが多い詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
金大生のための読書案内で展示していた図書です。
▼先生の推薦文はこちら
https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18352
▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BA6259885X -
ビブリオバトルチャンプ本('18.4 教員大会)
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「富士山を動かすのに何日かかりますか」
マイクロソフト社の入社面接で聞かれると有名なパズル問題やフェルミ推定問題について、
変遷と解説を紹介する良書。
前半ではパズル問題が入社面接で聞かれるようになった変遷を紹介し、
後半ではパズル問題を実際に解説し、どのような思考が期待されれているのかを問題毎に説明している。
マイクロソフト社自体は本書を公認していないが、
マイクロソフト社社員への聞き込みに基づき書かれており、
取材に基づき史実に即した内容となっている。
それだけに、本書を読むと、マイクロソフト社の社員の優秀さ(またその方向性)の一旦を垣間見ることができる。
パズル式面接は間違った採用の防止という側面が大きいと著者は結論づけている。
企業にとって、優秀でない人材を採用してしまうことが最大のリスクであり、
そのためには優秀な人材を取りこぼしたとしても、そのほうがリスクが低いという論調には大変納得がいった。
特にこのご時世、一度入社した社員を簡単には解雇できない。
優秀な社員が転職で抜け、優秀でない社員が会社に居続ける悪循環を感じる会社員生活の中で、
人材採用のリスクヘッジの考え方にはハッとさせられる
本書の欠点を挙げるとすれば、読みづらさ。
私個人として、翻訳本には総じて一定の読みづらさを感じてしまうが、
本書はそれよりもう少し読みづらい印象なのが残念。
本書を読む動機としては様々ありそうで、
就職活動に臨む参考か、社会人としての教養か、マイクロソフト社への憧れか、パズル問題好きが高じてか、
動機によって楽しみ方が大きく異なるように思う。
私個人としては、フェルミ推定問題が好きかつ教養として読み始めたが、
読了後はそれ以外に、管理者(あるいは経営者)目線での感想が大きくなった。
目的に応じて、前半や後半の部分読みもありだと思う。 -
コンサルの面接などで使われるケーススタディに興味を持ち
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ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?
(和書)2011年05月15日 18:23
2003 青土社 ウィリアム パウンドストーン, William Poundstore, 松浦 俊輔
思ったより面白くはなかったが、内幕を知ることができて知らないよりは良いという感じ。天才を探すというよりマイナスな社員を入社させないことが目的らしい。意外な感じがした。でもそういうものなのだろう。
解答を読まなければ理解ができない。次は分かる。こういうのは仕組みを覚えて応用する訓練をすればできるようになるものだと思った。
前提を疑え、現にある前提から生じる(マルクス)とうのを思い出したが、このパズルはなんだか引っかけ問題であり薄っぺらいものだと思える。エリート受けする問題かも知れないが、僕にはあまり興味がわかなかった。面白いと思えない。 -
日本の中学校試験のような問題が出る。
あえて面接で聞かなくても筆記試験でもいいかなと思う。
今のマイクロソフトが落ち目になっているので、この面接手法に疑問を抱く -
いわゆる"地頭力"もの。
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「もしドラ」に出てた。
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【要約】
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【ノート】
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マイクロソフトの人事戦略についての本だと思ったら、マイクロソフトの人事面接で使用されたパズル集でした。なかなか面白いが、この本で指摘されているように、「このパズル解けたらソフト屋として優秀か?」。ビル・ゲイツの考えることは、理解できませんが、結果はすごい。