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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791762163
作品紹介・あらすじ
それ自体は、かたちをもたない生命が、地上に現われたとたんに、かたちをもつということ、それは何を意味するのか-感性による現象学が、分裂病の精神病理学を越えて、"生命"の根拠を問い、新たなる人間学の胎動に耳を澄ます。精神病理学の新しい風景。
感想・レビュー・書評
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「生きているもの」を「もの」ではなく「こと」から捉えることについて書かれた本。
生きている主体を主体性から捉える。人間学的にとらえる。「根拠関係」の中で理解する。これらは同じ意味を持った言葉の反復である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いずれ自分が何処へ行くのかわからないけれども(まったくいろんな意味で)、こここそ祖国なのだと、崩壊寸前のヘルダーリンから学ぶ。教典を放棄する現象学的人間学の教典。
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