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- Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791762200
作品紹介・あらすじ
文学という想像力のフィルターを通すとき、被占領経験はどのように再現されたのか。女性作家は支配的な男性の物語に対して、いかにしてカウンター・ヒストリーと成りえたのか。沖縄文学は歴史の記憶について、戦後日本人に何を教えてくれるのか。戦後占領期の言説空間と日常生活をよみがえらせ、沖縄・日本・アメリカの現在を問い直す占領期研究。
感想・レビュー・書評
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目次
イントロダクション―焼跡と金網
第1章 無人地帯への道
第2章 文学に見る基地の街
第3章 差異の暗部
第4章 戦後日本の表象としての売春
第5章 両義的なアレゴリー
第6章 内なる占領者
エピローグ―ポスト・ベトナム時代の占領文学詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本語で書かれた幅広い文学作品を通して、アメリカによる日本占領、沖縄占領がいかに記憶され、表象され、読まれてきたかを論じている。ポストコロニアル理論、フェミニズム理論を用いた読みに触発されるところは多い。
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