はじめに線虫ありき―そして、ゲノム研究が始まった

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制作 : Andrew Brown  長野 敬  野村 尚子 
  • 青土社 (2006年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791762545

はじめに線虫ありき―そして、ゲノム研究が始まったの感想・レビュー・書評

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  • 線虫が如何に利用される様になってきたかその歴史が書かれている。
    細胞系譜を延々と調べる仕事はとにかく根気がいることであったろう。

    個人的には全ゲノム配列を調べる様子について書かれた記述が、
    色々な人間関係も含めて面白かった。

    線虫を取り扱わない(私の様に)研究者が読んでも楽しめる
    本である。

  • この手の本が大好きなので、もっと増えればいいのにと思います。
    あんまり需要が無いのかな…?

    研究どうこうというより、その研究に携わった人たちの葛藤や苦労や楽しみ方が好き。

  • サイエンスライターによる線虫C. Elegans の研究史物語.この線虫はおそらく分子生物学的にもっともよく研究されている多細胞生物として有名で,どうしてそういう研究が深くなされるようになったのか,そしてそのような研究がどのような研究者,そしてどのような情熱で遂行されていったのかが描かれている.
    最初は神経の発生過程をトレースしていくことから始まる.これがとんでもない根気のいる作業で,1mmぐらいの線虫を細かくスライスしたり,えさの細菌を食べているところを顕微鏡でのぞいたりなどの延々と細かい作業を行い,観察し,そしてデータ整理のためには古代のメインフレームコンピューターのOSまで開発しながら進められるあたりの描写はなかなか面白い.つづいて遺伝子のマッピング,最後はヒトゲノム計画と絡み合いながらゲノムの全解読まで進む様子がなかなかよくわかる.研究者コミュニティが小さいところからだんだんと巨大になっていくところも面白い.

    ただ研究の中身のところはちょっとはしょったりしていてわかりにくい.ある程度は書かれているのだが,であればもう少し図を入れるとかしてほしいところである.(本書には全く図とか写真が掲載されていない,表紙カバーの線虫の写真のみである.これは残念)
    そういう意味での知的好奇心は満たされるが,研究史の紹介なのか,研究者物語を語りたいのか,その辺の焦点がやや散漫で,読み物としてぐいぐい読者を引っ張っていく迫力には欠けるのがちょっと惜しい.この2倍ぐらいのページで丹念に書いていけばもっと面白くなったのではないだろうか.

  • 微細で広大なゲノム研究、そしてゲノミクスという動的アプローチのはじめにあった線虫研究。分子生物学開祖・ノーベル賞受賞者シドニー・ブレナーと奇才科学者たちがこの単純な生物に見たものは、生命の謎を解く豊かな可能性だった。バイオ企業からの誘惑には見向きもせず、奇人と言われつつも線虫のスライスの中に真実を探し続けた、まったき研究者たちの情熱と執着の軌跡。

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はじめに線虫ありき―そして、ゲノム研究が始まったの作品紹介

微細で広大なゲノム研究、そしてゲノミクスという動的アプローチのはじめにあった線虫研究。分子生物学開祖・ノーベル賞受賞者シドニー・ブレナーと奇才科学者たちがこの単純な生物に見たものは、生命の謎を解く豊かな可能性だった。バイオ企業からの誘惑には見向きもせず、奇人と言われつつも線虫のスライスの中に真実を探し続けた、まったき研究者たちの情熱と執着の軌跡。

はじめに線虫ありき―そして、ゲノム研究が始まったはこんな本です

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