触覚、―ジャン=リュック・ナンシーに触れる

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制作 : Jacques Derrida  松葉 祥一  加國 尚志  榊原 達哉 
  • 青土社 (2006年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (597ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791762576

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触覚、―ジャン=リュック・ナンシーに触れるの感想・レビュー・書評

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  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784791762576

  • デリダがテクストを取り上げて読んでいく時は、だいたい対象テキストが脱構築されていくのだけれど、今回はいつもの感じがしない。というのも、デリダはナンシーの思想をすこぶる評価しているから。ナンシー哲学の普通の紹介になっている。

    触れること、皮膚の表面、キス、愛撫について。読んだ後に恋愛映画など見ると、視聴中の感受性が増大すること間違いなし。恋人たちの肌が触れあう場面を見るだけで、異常に興奮してくる。「触れる」ということについて、これほど細密に書かれた本はない。

    ナンシーはキリスト教の脱構築をしている。仏教的、かつ盆とクリスマスと正月とバレンタインが共存する現代日本の宗教的価値観からみると、キリスト教が人間中心で、動物や植物の存在に排他的なのは当たり前の話。そんなキリスト教を脱構築する必要性は、日本にいるとあまり感じられないけれど、ヨーロッパでは必要なのだろう。

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触覚、―ジャン=リュック・ナンシーに触れるの作品紹介

アリストテレスから現代にいたる哲学が、触覚の直接性に基づく「直観主義」の罠に陥っている様を詳細に分析し、それを免れたナンシーの哲学の可能性をおし開く。現象学からドゥルーズを含むフランス現代思想全般を初めて批判的に論じ、その精神的背景としてのキリスト教=グローバリゼーションの脱構築を試みたデリダ晩年の哲学的主著。

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