棗椰子の木陰で: 第三世界フェミニズムと文学の力

著者 :
  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791762811

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  • アラブとフェミニズムと祈りの文学。初めて文学とは何なのか、自覚を促してくれた本。

  • 「第三世界」と呼ばれる地域の文学について、日本語を母語とする私たちはどれほどのことを知っているだろうか。
    また、母語として自らの身体に書き込まれてしまった言葉が「外国語」であったとき、私たちはどのような苦しみを味わうのだろうか。
    現代アラブ文学を通じて多くのことを考えさせられる。

著者プロフィール

京都大学大学院人間・環境学研究科教授
専攻:現代アラブ文学、パレスチナ問題研究
主な著作:『彼女の「正しい」名前とは何か――第三世界フェミニズムの思想』(新装版、青土社、2019年)、『ガザに地下鉄が走る日』(みすず書房、2018年)、『アラブ、祈りとしての文学』(みすず書房、2008年)、『棗椰子の木陰で――第三世界フェミニズムと文学の力』(青土社、2006年)、『記憶/物語』(岩波書店、2000年)。

「2023年 『記憶と記録にみる女性たちと百年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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