マンガを読む。

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著者 : 伊藤剛
  • 青土社 (2008年3月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791764013

マンガを読む。の感想・レビュー・書評

  • もっと早く読むべきだった本 この時期に読んでまだよかったと思う。大体2007年時に読んでおけば新鮮な感じだったと思う。伊藤剛さんの感想文程度のレビューでも十分なブックガイドにはなっていると思う。

  • 漫画評論家である伊藤剛氏が、さまざまな雑誌(SPA!、論座、ユリイカなど)で連載した漫画書評を1冊の本にまとめたもの。このお方、実は名大理学部卒ということで、私の先輩にあたる人なので、それだけでも親近感が湧くというものである。また、夏目房之介氏、藤本由香里氏、竹宮惠子氏といった錚々たる面々との対談を行った実績もあり、漫画ファンにとっての身近なお手本とも呼べる人物、だと思う。本書で紹介されている漫画は、少年漫画・少女漫画・同性愛モノ・成人向けから、少々アングラな方面まで幅広く、様々なジャンルを分け隔てなく読んでいることがよく分かる。本当の「漫画好き」とは、こういう人のことを言うのであろう。私もそれなりに読んでいる方だと思うけど(一応10000冊以上は読んでるし)、ストライクゾーンが狭いのが問題だね…。

  • マンガを読む。を、読む。

    と、書いてみてふと、狙ったわけではないけど、「~を読む」を読むということは、ある人の読み解き方を俯瞰して眺める、ある種マトリョーシカ構造になっているのかもしれないな、なんて思っていた。誰かの読み方をなぞってゆく自分。だからそれが自分のそれと違うほどに違和感を感じるのかもしれない、と。

    伊藤さんのそれはあたしにとってはつらくない形状で、おかげでサクサクと読め、次に読みたいリストをさらっと作ることができた。ふふふん。あー、満足満足。

    ‥と思ってふと眺めるとこの本、Amazonでは極めて低い評価なのだ。いわくいつもの毒がなくてありきたり、物足りないなどなど。そうかこの人のファンがこの人の色を求めて買ったのだな、と、理解した。

    ただ、これがコアなマンガ雑誌に、よりコアな人向けに書いているのであればそうなのかもしれないけれど、目的はそれじゃないんじゃないの?とも思う。部屋のデコレーションをして欲しい、と頼まれるのと、部屋の掃除をして欲しい、と頼まれるのでは、同じ部屋に対する作業でも、やることやアウトプットはまったく違う次元になるわけで。

    あたしはこの本を、21世紀のマンガ200冊を(あたしのかわりに)一気読みし、整理してくれるもんだと思って読んだので、まさに正鵠、だったですけどね。そこまでマンガリテラシーのない人からすると、平易な解説にクリアな評価はとても参考になった。縦のものを縦に、横のものを横に、淡々と並べて見せてくれる伊藤氏のスタンスはバイアスなしで、ありがたい。

    なんか久しぶりにマンガまた、読みたくなったなあ。長々と連なるリストみながら思う。

    あたしの明日は、どっちだ?

  • →ブックオフへ売却済

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マンガを読む。の作品紹介

21世紀のマンガ約二百冊を一気読み。気鋭のマンガ評論家による本格レビュー。常に変動し誰も見通すことができぬほど拡大した「マンガの海」に果敢にダイブする、究極のマンガ読みナビゲーション。

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