ソーシャル化する音楽 「聴取」から「遊び」へ

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著者 : 円堂都司昭
  • 青土社 (2013年2月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791766901

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ソーシャル化する音楽 「聴取」から「遊び」への感想・レビュー・書評

  • 学校の課題で、自由に本を読み込むという課題があり、音楽マネジメント学科だし、音楽の本を選択。帯の 「やくしまるえつこ」「神聖かまってちゃん」に惹かれて購入したものの、村上龍の「69」について書かれる冒頭から始まるこの本は 音楽の楽しみ方の遍歴について、詳しく書かれていて、知っている単語と知らない単語の割合がちょうど良くて、最初から最後まで没頭して読めました。
    筆者の方がテクノファンともあって、ちらほらYMOが登場し、度々 私のテンションもあがりました、、
    課題で読み込んだので、内容がしっかり頭に入っていて、良い読書時間を過ごせました。

  • 今日の音楽が置かれている上昇を、作品・演奏という概念がいずれも揺らいでおり、トランスフォーム=音楽のガジェット化と捉え、その変容を分割(様々なレベルで作品としてのまとまりを分割・分解)、変身(音楽の形を変える・リミックス、マッシュアップ、着うたetc)、合体(アーティスト以外の人間がかかわる・カラオケ、エア芸、パチスロetc)の三つに分類(これらは単独で起こっているのではなく、相互に連関しあっている)、その詳細を追う。

    ライブ重視の方向にシフトし、フェスの中でのワンオブゼム、選択肢の一つという位置づけで、リアルを充実させたい観客の選び方次第になりつつある「バンド」。ゆえにカリスマが生まれにくくなった現在のバンド。そのイメージと、かつての距離感との違いを指摘したり、消費する側が主となっている現象(~してみた系とか)や「つながり」のためのCD、などの音楽遊びをめぐる状況など、多岐にわたる視点から10年代初頭の音楽の消費状況について解釈していく(そう思うとクラシック音楽の消費のされ方はいつまで持つんだろう)。
    現代の音楽を考える上での論点の提示、という意味でも内容のある一冊だったと思います。

  • 請求記号:760.69/End
    資料ID:50070957
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

  • 色々なことが書いてあるのだが、通して読むと何が言いたいのかよく分からなくなってしまう不思議な書物。
    それにしても、日本で一番有名なあの覆面バンドのことに一言も触れないとは、なぜだろう。そればっかり気になって仕方なかった。

  • 音楽のトランスフォーム(変身、分割、合体)が音楽のトレンドとのこと。それぞれが独立してでなく、絡み合って起こっていると。

    初音ミク、AKB商法、放課後ティータイム、金爆、涼宮ハルヒの学園祭のステージにあわせたMAD動画、Perfume、村上龍の69、毎回「革命」やら「新時代」のロキノン批判。

    狭い視点でなく、とても広い視点で色々な角度から切り口から語られていた。

    読んでいて楽しかった。

  • フェスもミクも同じ音楽の楽しみ方だといった前半の評論は面白く読めたが、後半ちょっと息切れした感じ。

  • サブカル総まとめ、みたいな。

    大概知ってたけど、やっぱりアニオタ系は追えてない。

  • ソーシャル化がテーマになっているが、どちらかというと既存の音楽をめぐる枠組の解体への記述が多く、ソーシャル化という点では今ひとつ印象が薄いかなぁ。

  • 若干サブカルチャー寄りな面が目立つ内容だったが、音楽の楽しみ方がより分割されるほうに寄ってきているという意見が面白い。

    特にフェスもまた分割の一様であるという表現はおもしろかった。

    昨今のようにフレーズレベルまで分割してこねくり回す段階の次はどんな様態になるのか、いくつかの関連書籍がまとまっているので色々読んでみよう。

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ソーシャル化する音楽 「聴取」から「遊び」への作品紹介

ソーシャル・ネットワークをつうじて、次々と新たなムーヴメントが起こる音楽シーンを全方位レヴュー。コンテンツの現在を大胆に描き出す。

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