量子力学の奇妙なところが思ったほど奇妙でないわけ 新装版

著者 : デヴィッド・リンドリー 松浦俊輔

• 青土社 (2014年2月24日発売)

感想・レビュー・書評

[prigt23さんの感想 · 2020年7月28日]

なぜ量子力学は理解できないのか、というあたりの解説が中心。

二重スリット実験などの古典的な理論を解説をするのだけど、
なぜ理解を拒むのかというと、それを説明するだけの言語を持たず、また慣れ親しんだ因果に逆らい現実として受け入れることができないから、というあたり無理に「理解できる」としないのでおもしろかった。

[QAZさんの感想 · 2014年12月20日]

内容は結構面白い。でも、残念というか、やはりその面白さを上手く伝え切れてないのと、奇妙な性質が奇妙ではなくなる所の説明が少し分かりづらいかな。
もう少し上手くもっていければ、割とオススメできる本に化けると思う。