ことばの起源 -猿の毛づくろい、人のゴシップ-

著者 : ロビン・ダンバー 松浦俊輔 服部清美

• 青土社 (2016年7月11日発売)

感想・レビュー・書評

[qyさんの感想 · 2024年3月2日]

　なぜヒトは「言葉」を使うのか?「言葉」を使う目的は何か?そもそも「言葉」とは何なのか?

以上の事柄を考えながら読みました。

[ktazukeさんの感想 · 2020年8月22日]

ダンバー数で有名な人類学者ロビン・ダンバー氏の古典。言語の起源とその目的を推測・考察した著作。超絶面白い。

[izumowolさんの感想 · 2020年6月28日]

群れを大きくするために「毛づくろい」の代替としてことば
が生まれ、当初それはゴシップ＝噂話から始まったという説
を著した本。もちろん実際にことばの起源を確認することは
できないし、真実を確定することはできないのだが、1996
年に出版されたこの本が2016年に再刊されるということが
この説のある程度の説得力、そしてこの本を読む楽しさを
示していると思う。「ダンバー数」というのは初耳だったが
そういう限界は確かにあると思うし、社会システムを構成
する上で考えなければならない数字ではあろう。

[なおきさんの感想 · 2018年12月1日]

2017.12.16　『教養は児童書で学べ』からの選書

[日本大学図書館経済学部分館さんの感想 · 2018年9月19日]

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著者プロフィール

オックスフォード大学の進化心理学教授。ダンバー数や社会脳仮説の提唱者として知られる。邦訳書は『友達の数は何人？』『ことばの起源』『科学がきらわれる理由』。

「2016年 『人類進化の謎を解き明かす』 で使われていた紹介文から引用しています。」