神の悪フザケ

著者 :
  • 青林堂
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本棚登録 : 68
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784792602611

感想・レビュー・書評

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  • きらきら(美しく)輝く欺瞞と偽善の世界を外から見ている 見ていた
    しかしなんでここまで???

  • どう読んでも出てくる登場人物、主人公=山田花子としか思えない。書かれている世界も日常に必ずあることだが、それはとても狭く、誰もが見て見ぬふりをし、すぐに忘れ去られるような小さなものである。しかし、だからこそそこに書かれる主人公にとっては痛く苦しく辛い。これが日常だったのなら、そりゃ生きるのが苦しかっただろうなぁ…と思う。

著者プロフィール

山田 花子(やまだ はなこ、1967年6月10日 - 1992年5月24日)は、日本の漫画家。本名、高市 由美(たかいち ゆみ)。旧筆名は裏町かもめ、山田ゆうこ。実妹は漫画編集者の高市真紀。
自身のいじめ体験をベースに人間関係における抑圧、差別意識、疎外感をテーマにしたギャグ漫画を描いて世の中の矛盾を問い続けたが、中学2年生の時から患っていた人間不信が悪化、1992年3月には精神分裂病と診断される。2ヵ月半の入院生活を経て5月23日に退院。翌24日夕刻、団地11階から投身自殺。24歳没。
著作に『神の悪フザケ』『嘆きの天使』『花咲ける孤独』『魂のアソコ』『からっぽの世界』『自殺直前日記』がある。

「2018年 『自殺直前日記 改』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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