徹底検証 テレビ報道「噓」のからくり

著者 :
  • 青林堂
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784792606077

作品紹介・あらすじ

「サンデーモーニング」「報道ステーション」「ひるおび」「NEWS23」「報道ライブミヤネ屋」これらフェイクニュースによる「デマ報道」。私たち視聴者はどうしたらいいのか?!

感想・レビュー・書評

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  • テレビはネット記事を批判をするが、テレビも決して正しいばかりではない。放送法、電波法があるが実質的な罰則がないため法を破れてしまう現状がある。
    どんな情報も鵜呑みにせず自分なりの解釈を持とうね、ということだ。

  • クーデター軍がまず抑えるのは、マイクである。
    日本の場合は、そのマイクが、自主的に反日をやっとるわけだ。
    なんかもう読んでると嫌悪感しかないし、そこでも地味に何とか粘ってるのも見える。具体的にいくつかのフェイク報道を挙げており、本当に、何やっとんだ。
    世の中には日本を潰そうとする勢力が多すぎる。
    我々が、健全な判断力を持っていくしかない。

  • 内容は安倍政権に反対するためのプロパガンダとしてテレビは機能しているという話。テレビ報道はすべて朝日新聞の論調に横並びであり、テレビ朝日のニュースステーションが発端のようだ。とにかく極端な報道になっていることを有権者は気づいてほしいということだ。

  • 2018年、14冊目です。

  • 今のテレビの内容のひどさは目に余るものがあるが、著者は報道番組の偏向のひどさをついている。
    内容は
    はじめに
    第1章 暴走するテレビの選挙報道
    第2章 安保法制報道の悪夢
    第3章 情報工作が紛れ込む危険地帯
       ― テレビによる北朝鮮報道
    第4章 『報道ステーション』という「罠」
    第5章 『サンデーモーニング』――日曜日、朝の憂鬱
    最終章 テレビはひどい、では視聴者はどうしたらいいのか
       ― コンシューマー運動の提案
    巻末参考資料
     TBS社による重大かつ明白な放送法4条違反と思料される
     件に関する声明

    ということです。
    著者は、報道テレビ番組などで流れた「言葉」をひとつひとつ文字に起こし、主張を裏付けている。
    たしかに、政府の法案づくりに意義をとなえるテレビ側の意図があるのだろう。
    世界情勢・世の中の動向、アメリカの意思も忖度し、政府自民党が新たな法制度作りを進めているのかもしれない。
    時の権力に対峙するという大きな役目がメディアに求められる。
    しかしながら、その大きな役目を演じる役者としての資質は確かに劣化していると思料できる。
    著者の言うように「事実に基づき」ということは重要デルが、「事実」を選択するときにはどうしても一定のバイアスがかかってしまうというもの避けられない。
    それは、一定の主義主張をを持った人間が行うことだから。
    それにしても、安倍政権の中身、ますごみの中身、私はどっこいどっこいだと思いますが(笑)。

  • テレビ、特にTBSとテレ朝、毎日新聞と朝日新聞の息がかかった情報工作、世論誘導を行なっている偏向報道を主たる目的とした反日売国機関だと思ってました。
    事実、本来公表されているすべてを読めば正しく理解出来るのに、一部を隠して、強引な因縁をつけやすい部分だけ切り取り報道し、無関係でも悪印象を与える無理矢理な感情論で視聴者、国民を洗脳する。
    こんな悪質な手口が事実と公平に調査された結果に基づいて暴露されてます。
    テレビが好きな人は特に必読オススメです。

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著者プロフィール

文藝評論家。一般社団法人日本平和学研究所理事長。昭和42年生まれ。大阪大学文学部卒業、埼玉大学大学院修了。専攻は音楽美学。論壇を代表するオピニオンリーダーの一人としてフジサンケイグループ主催第十八回正論新風賞受賞。アパグループ第一回日本再興大賞特別賞受賞。専門の音楽をテーマとした著作は本作が初となる。
著書に『約束の日 安倍晋三試論』『小林秀雄の後の二十一章』『戦争の昭和史』『平成記』ほか多数。

「2019年 『フルトヴェングラーとカラヤン クラシック音楽に未来はあるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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