ドキュメント 会計監査12か月〈PART1〉山中氏のつぶやき

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著者 : 白石伸一
  • 税務研究会出版局 (2009年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784793118098

ドキュメント 会計監査12か月〈PART1〉山中氏のつぶやきの感想・レビュー・書評

  • これを読むと会計士が小説やドラマの主人公になれない理由がよくわかる。会社の不正を未然に防止するヒーロー像とはほど遠く、非常に事務的な仕事と会社とのネゴの日々。会社がやっちゃった誤りとかをどう交渉して直させるか、正さない場合はどう会計士内で内部消化するか(理屈をつけて正さなかったことを正しいと理論武装する。)がこの仕事の中心。その他は地道な監査調書の作成作業が残っている。会計士の仕事の最終成果物が監査報告書1枚だけというのが何とも味気ない。しかもその監査報告書は会計士協会のひな型だ。まったく差別化が図れない。会計士が脚光を浴びるのは、不正を見逃したとかで訴えられるときくらいだ。表に出るとモグラ叩きみたいに叩かれるので陰に隠れている方がましだろう。安定的に監査報酬が貰えるうちは悪い仕事ではないのだから。
    P260
    「作成責任は経営者に」なんていう形式論は現実的ではない時がある。いつもではないが「ここはちょっと」というと「じゃあどうするんですか?」と来られるときがある。
    仕事だからこそ「そりゃあ、あなたの仕事でしょ」と突き放したりはしないが、もともと作るのは得意ではない会計士が実務担当者の方より良い案を思いつく可能性は、実は低かったりする。

  • 会計士とは何か?

    はたから見たら経理担当者でも何をしているのかわからないと思う。
    僕も事業会社に勤めてた時にシステム監査の対応をしたが、さっぱり存在意味が不明だった。

    そこを一スタッフ、チームリーダー、課長クラス、部長クラスと、それぞれが何を考えて監査をしているかを赤裸々に語った本。

    1、2一気に読んだが、1の方が監査の本質を知る上でためになると思う。

    ドラマ監査法人で誤解されている認識をぜひ解いて欲しい。

    自分もまだまだ本質とは遠い議論をしている時があるなぁと、反省。

  • 某会計士推薦図書。
    会計監査の現場で起こっていることが具体的に把握できる良書。監査法人の就職説明会では把握しにくい現場感覚を掴む事ができたかも知れない。
    私は会計士試験の論文式試験後から発表までの間に本書を読んだが、会計士試験の勉強をこれから始めようとされる方がその覚悟を固める為に読むのもお勧めできる。

  • 実務での監査が分かる。会計士、監査人としての魅力を感じることが可能!!

  • 公認会計士の業務がよくわかります。
    実務の流れに即して記載されているので、会計士業務の葛藤なども垣間見え、臨場感にあふれていると思います。

  • ざっくりとした内容は、とある監査法人に勤務する、公認会計士の山中氏を主人公に、01年~05年あたりの会計基準が色々変更された時の、監査法人の日常について、ドキュメントタッチに書かれた本です。

     自分は監査を受ける側なのですが、監査する側の事情について、リアリティある描写で描かれていて、ドキュメントタッチなので、一気に読めました。

     激しく会計基準が変わった時なので、監査法人対企業のやり取りや、監査法人内の会計士同士のやり取り、はたまた上司と部下のやり取りなど、自分の経験と照らし合わせて読むことで、より監査法人の業務というものが理解できた気がします。

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