社会福祉原論

  • 19人登録
  • 2.00評価
    • (0)
    • (0)
    • (0)
    • (1)
    • (0)
  • 2レビュー
著者 : 岡村重夫
  • 全国社会福祉協議会 (1997年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (161ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784793502705

社会福祉原論の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 隣保事業士の資格認定講座において参照されていた一冊。『社会福祉学総論』の流れをくむ内容ゆえに、だいぶ理解に苦労した。社会福祉の発展と、その過程を経た社会福祉固有の視点を追う。分かったようでモヤッとしている「社会関係」という概念が含む要点は、あまりにも簡潔に換言すれば「紡ぐ」ということか。であるならば、「地域/社会」をベースにした生活者の営みの援助という関心事に、極めて重要な概念なのかと、ゆるふわ解釈。いずれにしても「社会福祉」の視点はこの界隈でも地続き。

  • 著者は、「すべての個人が社会人として生活してゆく場合に避けることのできない要求を「社会生活の基本的要求」」とし、その内容を次の如く要約する。
    ①経済的安定
    ②職業的安定
    ③家庭的安定
    ④保健・医療の保障
    ⑤教育の保障
    ⑥社会参加ないし社会的共同の機会
    ⑦文化・娯楽の機会

    いま自分は「就労支援サービス」についてやってるので、それへの関連度合いが一番高いと思われる①、②についてもう少し詳しく抜き出すと、著者は、
    ①「今日の経済制度が貨幣経済であり、衣食住に対する要求はそれらを購入するに足る経済的収入に対する要求であり、それは一時的ではなく永続性のあるものでなくてはならない」と述べ、②「経済的安定すなわち継続的な収入を確保するためにはつねに生産的労働または職業の機会をもつか、経済的に保障されるような社会制度に参加することが必要である」とする。
    (その①と②の実現を可能にするために、⑥社会的共同を維持する社会組織の存在、を不可欠なものとしてあげている)。

全2件中 1 - 2件を表示
ツイートする