平城京―古代の都市計画と建築 (日本人はどのように建造物をつくってきたか 7)

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  • 草思社
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794202567

作品紹介・あらすじ

1959年にはじめられた平城京の発掘は、画期的な成果をあげて、いま世界の考古学関係者の注目を集めています。その発掘にいどんだ学者たちは、まるで奈良時代に埋められたタイムカプセルを開いたかのような感動をおぼえたにちがいありません。これは、20年にわたり発掘現場で調査にあたってきた建築史の学者が、地中からの「証言」に耳をかたむけ、状況証拠から事実を読みとって、イラストレーターとともに推理し、まとめた平城京の造営の物語です。

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  • 出版社/著者からの内容紹介
    地中からの証言に耳を傾けながら、宮殿や住宅建築の技法を紹介し、道路、川、橋を整備していった方法や、風呂、便所、台所など平城京の暮らしの細部まで再現する。


    内容(「BOOK」データベースより)
    1959年にはじめられた平城京の発掘は、画期的な成果をあげて、いま世界の考古学関係者の注目を集めています。その発掘にいどんだ学者たちは、まるで奈良時代に埋められたタイムカプセルを開いたかのような感動をおぼえたにちがいありません。これは、20年にわたり発掘現場で調査にあたってきた建築史の学者が、地中からの「証言」に耳をかたむけ、状況証拠から事実を読みとって、イラストレーターとともに推理し、まとめた平城京の造営の物語です。

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著者プロフィール

宮本 長二郎(みやもと・ながじろう)
1939年大阪に生まれる。横浜国立大学工学部建築学科卒業・同大学院修了後、東京大学大学院をへて、1967年奈良国立文化財研究所に入所。1991年より文化庁文化財保護部建造物課主任文化財調査官。94年東京国立文化財研究所に入所、95年より同所国際文化財保存修復協力センター長。99年より2007年まで東北芸術工科大学教授。工学博士。20年にわたって平城京内の寺院や宅地跡、平城京跡の発掘にあたってきた。おもに縄文時代から中世にかけての住宅建築を専門とする数少ない学者である。そのため全国の発掘現場からの要請で、各地方の遺跡を多数調査している。著書に『岩波講座日本考古学 4・集落と祭祀』(岩波書店)『日本古代史 5・豊饒の大地』『日本古美術全集 6・西大寺と奈良の古寺』(集英社)『日本原始古代の住宅建築』(中央公論美術出版)ほか。

「2010年 『新装版 平城京 古代の都市計画と建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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