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- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794205513
感想・レビュー・書評
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第一次世界大戦前後にメイドとして屋敷で働いた女性の思い出を聞き取り文章にした本です。
厳格な母と大らかな父の下で生きるために食料を探したりする貧しい少女時代、先に女中奉公へ出ていた姉の紹介で働きだした女中時代、そこでの悲しい恋や女中仲間の不祥事や仕えた上流階級の人々とのきっちりと線引きされた世界が語られています。
自分をしっかりと持った女性が前向きに生きる姿がありました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんか他のイギリス女中の話の方が面白かった。ただ盛りだくさんだったので読み応えあり
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「おかえりなさいませ ご主人様♪」
メイド喫茶なるものが最近メジャーなものとなりつつありますが、本当の女中さんはめっちゃ厳しく辛い仕事です。
安い安い給料で働く。
こんな仕事イヤだと辞めてしまえば、もっと大変な明日がまっている。
働くって何だろう。
と、社会に出る前、大学生だった私が感想を残しています。 -
牛飼いの娘として生まれ、14歳で女中奉公にだされた女性の回想録。
貧しく質素な暮らし、子どもの頃から労働に借り出されるという厳しい環境の中でも、それでも生き生きと暮らしてきた様子が書かれています。
とても、面白かった。
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