段ボ-ルハウスで見る夢: 新宿ホ-ムレス物語

著者 : 中村智志

• 草思社 (1998年3月10日発売)

感想・レビュー・書評

[きつねさんの感想 · 2013年11月18日]

人との絆が途切れた時、人はホームレスになる

[kenzyさんの感想 · 2013年6月23日]

東京都新宿区西新宿１の１の１　で営まれていた生活の記録。表層を剥いだときにあらわになる人間の本質、その温かみと哀しみ。自分は「ホームレス」でないと言いきれるだろうか。

[loveyokohama0719さんの感想 · 2011年10月3日]

新宿地下街と上野の山谷あたりで生活している人のルポルタージュ、いまどきのホームレスはホームレスの格好はしていないらしい、公衆トイレで、髭を剃って、髪をホームレスの理髪師に切ってもらう。手配師のに顔を覚えてもらい、仕事を探す。家はないが、仕事はしている！そして、新宿の歩く歩道計画、とその反対運動なんかが、書かれていたと思う。なにしろ、自分がホームレスになる危機感があるから、買わず読まざるを得なかった。