セックスはなぜ楽しいか (サイエンス・マスターズ)

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制作 : Jared Diamond  長谷川 寿一 
  • 草思社 (1999年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794208767

セックスはなぜ楽しいか (サイエンス・マスターズ)の感想・レビュー・書評

  • 「人間の性はなぜ奇妙に進化したのか」のハードカバーの同じ本のようです

  • [ 内容 ]
    どの動物も、性のあり方がその社会のあり方を決定づけている。
    ゴリラはハーレムを作り、水鳥の多くは夫婦で子育てをする。
    ではヒトは―?
    ヒトは隠れてセックスをし、セックスそのものを楽しむ。
    ヒトの性は動物と比べればあまりにも奇妙に見える。
    この奇妙な性のあり方が、人間らしい社会を形作ってきたのではないだろうか。
    ヒトの性はどのように進化してきたのか、第一人者が挑むセックスの進化論。

    [ 目次 ]
    1 人間の奇妙な性生活
    2 男と女のいさかい
    3 なぜ男は授乳しないのか?
    4 セックスはなぜ楽しいか?
    5 男はなんの役に立つか?
    6 少なく産めば、たくさん育つ
    7 セックスアピールの真実

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 1 人間の奇妙な性生活
    2 男と女のいさかい
    3 なぜ男は授乳しないのか?
    4 セックスはなぜ楽しいか?
    5 男はなんの役に立つか?
    6 少なく産めば、たくさん育つ
    7 セックスアピールの真実

  • 図書館で。銃・鉄・病原菌が借りられていてなかったので同じ作者さんの本をとりあえず。解説で翻訳者が海外から取り寄せようとしたとき、タイトルでポルノ系と思われ輸入にひっかかった、と言う小話が面白かったです。

    人間の生殖行動を他の哺乳類と比べるとなかなかに特殊で面白い、と言う意味で「FUN」なんだろうな。確かに楽しい(笑)。そしてこの本を読むと古来より男性が狩猟に行くのは妻や子に獲物(動物性たんぱく)を持ち帰るからという大義名分がいかに嘘かという事がよくわかる(笑)釣った魚にエサをやらないのは人間がある意味動物だからなんだなあ〜とよくわかりました。と言うか当たり前のことなんですが。

    女性と男性の分かり合えなさと言うのは遺伝子の拡散と保存、さらに継続と言う点で投資の面からも負担の面からも全然価値観が違うという事もよくわかりました。そりゃあ対立するわねえ。
    そして今後、男性でも女性でも独り身でも子育てが楽になったらまた変わっていくんだろうな。数百年後には結婚と言う概念もなくなったりして(そのころまで人類が生存していたらの話ですが)
    利己的な遺伝子もきちんと読み直そうと思いました。あれ、どこかにあるはずなんだな、うん…

  • 利己的な遺伝子の読後だと内容が読みやすい。
    シングルマザーが多い理由とか得心。

  • ダーウィンが提唱した自然淘汰の概念から,さらに生殖行動を司る「性淘汰」が,人類においてどのように発達したのか,ジャレド・ダイアモンド博士が他の霊長類との比較を行うなど,広い観点から分析します.

    タイトルは過激ですが,(最近出された新刷ではタイトルが変わっていますが)中身はいたって真面目.でも読んでると愛とかよくわからなくなるかも.
    結婚制度はしょうもないなーと改めて思わされます笑

    子供を産むこと,育てること,男女の『結婚』戦略そして女性の閉経の理由などが実に独創的かつ説得力のある仮説を基に説明されています.

    この本を読んでいれば性差別的な発言の多くはなくなるだろうとも思います.おもしろかったです.

  • 進化生態学者ダイアモンド博士の著作。明らかにされているようで、実はなぞが多い人のセクシュアリティについておもしろい視点から書かれてます。仕組みはわかっていてもその原因のなぞは解き明かされていないというところに、自然の不思議を感じます。

  • いままで当たり前だと思っていたことの他の動物と比べた異常性と合理性、驚きもありつつ納得できる興味深い話。

  • 文庫の題名は『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』なのに、ソフトカバーの方はこのタイトルなので、図書館で借りる時に少し恥ずかしかった。(内容は真面目な論文で、セックスを楽しむ方法みたいな物は書いていません。)

    なぜ特定の人と何度も、排卵期以外もセックスをするのか。
    なぜ排卵期が男性や多くの女性が分からないようになっているのか。
    なぜ女性は閉経するのか。
    なぜ男性は授乳ができないのか。

    などなど、他の動物と比較しながら論じてあります。
    人間も動物だという事を思い出します…。

  • なかなか説明しにくい内容であるが、そこを果敢に切り込んでいく著者の意欲。
    実に奥の深い話である。

  • 訳者あとがきによると、この題名の為に原書が出版された直後に通販で申し込んだら断わられたとのこと
    題名から想像すると、えっちな内容に感じる
    でも、これは専門書に近いけれども一般向けの解説書と言う位置付けかな
    結論は出ていない推論ばかりだけれども、それなりに面白い
    でも、題名に合った内容とは思えない

  • タイトルはドッキリとするが、内容はいたって真面目な本。

    男はなぜ授乳出来ないか?
    排卵の隠蔽性やなぜ閉経があるのか?

    など、興味深く読みた。

    12/09/29-97

  • 人間のセックスは、他の哺乳類とかなり異なる。①長期的なオスとメスの性的な関係 ②女性に閉経があり、閉経後も長生きすること ③人目をさけてセックスすること ④授乳前に乳房が発達すること ⑤排卵期がわからないこと ⑥発情期なくセックスをたのしむこと ⑦男性が子育てに参加すること
    こういう違いが人の文明の発達に関与したことが推測される。なぜ人だけこのように進化していったかは不明だが、子どもが一人前になるのに長い時間がかかることに関係しているのではないだろうか。

  • セックスはなぜ楽しいのかを進化生物学で解く。排卵期もわからずにするセックスなんて繁殖目的においては無駄に見えるけど・・・。閉経してからでさえセックスをする生き物なんて・・・。と、まあ人間のセックスは他の生物と比べるとちょっと異常。

  • タイトルはきわどいが、至って真面目な本。
    そして、非常に興味深く読み終える事ができた。
    かなりオススメなんだが既に絶盤らしい。
    しかし、ラストは男としてはちと寂しいか。

  • 人間は、他の生物とは違い、性交を楽しむ。
    いろんな動物の、繁殖力戦略が事実と著者の仮説で説明されている。

    マイホームぱぱ説、たくさんの父親説など、面白い。
    ゴリラはハーレム、チンバンジーは乱婚、ヒトは一夫一妻。

    父親を家にとどまらせるために、ヒトはセックスを楽しむようになったのではないか?

    しかし、大昔は、排卵シグナルがあり、効率よ良いセックスが行われて、次期に、排卵隠匿によるたくさんの父親による子育てを経て、一夫一妻での楽しむセックスとなった。

  • 銃・病原菌・鉄で知られるジャレド・ダイアモンドの真面目な本w税関で止められたらしい…

    セックスがなぜ楽しいのか?男が授乳しない理由、男は何の役に立つのか、人間が隠れてセックスする理由、セックスアピールとは?などが人類学的、生物学的に語られる。

    生物の中で、人間の性生活は非常に変わっていて、男女が決まったペアを持っていたり、子供をペアで育てたり、内密に性交したり、社会の一員としてペアを組んだり、排卵が隠されたり閉経する点が特に異なっているとのこと。

    それらは、人間がどういう生物学的選択をとることが、最も繁栄の道であったのか、という結果である。

    例えばセックスが楽しい理由、逆にいえば排卵のサインが明確でないためにセックスをしていなければならなかったり、子供を父親に育てさせるためだったり。人間はマウスのようにたくさん産んで早く死ぬより、長く生きて少し生む方が、最終的に多く繁栄できる。その時、男女が協力しあう選択が必要になり、その仕組みとして排卵が隠されたりが取り入れられた。

    非常に面白く、多くの疑問が解けていく。もしこれらの人類学的生物学的考察に、人間の繋がりたい欲望という要素を取り入れた、社会学的要素を加えた形で考察するならば、新たなものが見えてくるのだろうか、と思った。

  • このタイトル。ピンクにハートの装丁。マジメな生物学の本なのに…読者虐待ですぅ。閉経の存在理由…原始からオバちゃんパワーは凄かったのね。そして男共が自慢する「外で狩りを」って定説にも疑いが…大きな局部と同じくらいの意義しかないとw

  • ふざけたタイトルだが侮ること無かれ。超論理的。そして非常に面白く読みやすい

  • タイトルだけ見るといかがわしい内容を想像してしまいますが、生き残り戦略の面から生殖に関する進化について述べられています

  • 生殖以外の目的でセックスするのは、そういえばヒトだけなんだと思った。

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セックスはなぜ楽しいか (サイエンス・マスターズ)の作品紹介

どの動物も、性のあり方がその社会のあり方を決定づけている。ゴリラはハーレムを作り、水鳥の多くは夫婦で子育てをする。ではヒトは-?ヒトは隠れてセックスをし、セックスそのものを楽しむ。ヒトの性は動物と比べればあまりにも奇妙に見える。この奇妙な性のあり方が、人間らしい社会を形作ってきたのではないだろうか。ヒトの性はどのように進化してきたのか、第一人者が挑むセックスの進化論。

セックスはなぜ楽しいか (サイエンス・マスターズ)はこんな本です

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