放浪の天才数学者エルデシュ

  • 草思社
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感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794209504

感想・レビュー・書評

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  • エルデシュの魅力は十分に伝わりましたけど、もっと知りたい的な欲求を満たすまではエピソードがなかったような気がします。エルデシュと関わった数学者の、エルデシュに関連しないエピソードに話が逸れる事がちょっと多すぎのような。数式は、文中にでてくるのはいいんだけど、理解してやろうという魅力が付随していない感じがして、なかなか読み込もうという気になれない。数学好きの人だと違うのでしょうか?どうしても、サイモン・シンの著書を比べてしまいます。神の左手は、文句なしに面白かったのになぁ。

  • たくさんの共著論文の著者として知られているエルデシュの伝記。
    数学者の、数学者らしい行動がとにかく楽しい。

  • 書いた論文は1000を超え、定住地をもたずに常に別の数学者の元へ居候し、子供の事を「エプシロン」とよび、白内障の手術中に施術していないもう片方の目で論文を読もうとし、死ぬ直前まで「ザ・ブック」を覗こうとした数学者エルデシュを巡る伝記。

    一応、エルデシュの伝記という事になっているが、フェルマーの最終定理の証明を巡るトピックなど、数学史上の話題にページを割いている。だからこの本は、エルデシュの生涯そのものを示すというわけではない。エルデシュの生涯を中心に、彼に幸か不幸か巻き込まれた人々、そして彼の生きた時代の数学史を垣間見ることができる。

    ちなみに、文庫版もあります。私は装丁が好みだった、というだけの理由で単行本(の古本)を買いました。

  • 変人・数学者エルデシュの人生を描く。

    この装丁が堪らない!
    表紙と見返しの人物配置の巧みさ。邦題と原題のバランス。
    素晴らしい!

    が、内容は今ひとつだったなあ。
    エルデシュ以外の人物にライトが当たりすぎて、タイトルからしたら期待はずれ。
    放浪時の具体的なエピソードをもっと読みたかった。

  • こんな先生に一度会ってみたかった。

  • 愛される変人。(頭脳は一流)

  • My Life Between Silicon Valley and Japanより。ひとつのことに熱中する人のエネルギーを味わいたい。

  • 今度読んでみようと思う。
    博士の愛した数式のモデルとなった数学者の伝記だそうです。

  • 図書館で借りた。

  • 伝記的なのって初めて読んだ。こんな人が近くにいたら、かなり迷惑だ(笑)天才はずるい。ブログに長い感想文があります。

著者プロフィール

ポール・ホフマン
作家、脚本家。
1953年生れ。イギリスのニューカレッジにて英文学を学ぶ。
デビュー作のThe Wisdom of Crocodilesが部分的に映画化される。2作目のThe Golden Age of Censorshipは、英国映画倫理委員会での、検閲委員の実体験に基づく。
3作目のダーク・ファンタジー3部作の第1作目『神の左手』が世界的ベストセラーとなる。第2作目『最後の4人』を2011年4月に刊行予定。

「2012年 『悪魔の右手』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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