アタマにくる一言へのとっさの対応術

  • 草思社
3.24
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本棚登録 : 331
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794209801

作品紹介・あらすじ

すぐに役立つ言葉の護身術!相手との人間関係を壊さず、自分も傷つかない。いつでも、どこでも、誰にでも簡単にできる決定版・切り返しマニュアル。

感想・レビュー・書評

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  • 帯の惹句は「人を傷つけず、自分も傷つかない、言葉の護身術」
    50万部突破のベストセラー。
    著者のバルバラ・ベルクハンさんはドイツの方。
    コミュニケーション・トレーナーをされている。
    読みやすい文体でサクサク読めます。

    ムカつかれることを言われたりしてもすぐに相手にそれほどダメージを与えずに反応できる人はすごいな、健康的だなと思う。
    でもその場では何も反応できず、後になって自分が傷ついていたり腹が立ってしまったりしてるのに気づくことがある人も多いと思う。
    そんな「みじめ」な人たちのために、上手にそれらに「対応」できるようにするためのトレーニング本という感じ。

    自分を傷つける側のことを「敵」と何度も言いその「敵」からどう自分の心を守るか、を重点にしてあらゆるパターンを想定しイメトレ。そして実際にやってみようとアドバイスする。とにかくストレスフルな状態から抜け出すために。

    著者は「言葉の護身術」なるものを提唱。
    まるで「合気道」のように相手を攻撃しかえすのではなく相手を「かわす」ことによって身を守ろうという考え方。
    そのための「相手に見せる反応と言葉」まで親切に書いてある。慣れない人はほんとにイメトレした方がいいかも。

    最後に復習としてトレーニングページが設けられており、思い付いたことをメモできるスペースもあり。

    あと「攻撃側の台詞」が何パターンもあり、その台詞がちょっとステロタイプだけど生き生きしてて面白かった。

  • 4-7942-0980-0
    C0011¥1400E

    頭にくる人へのとっさの対応術

    2000年6月27日 第1刷発行
    20 0年9月18日 第21刷

    著者:バルバラ・ペルクハン (ドイツ)
    訳者:瀬野文教(せの ふみのり)
    発行所:株式会社草思社

  • 2020/8 まさにこれが必要な時が来たので読み直し

    侮辱、失礼、根拠のない批判  これに対処する
    まずは心のバリアを作ること
    あるがままの自分を小さく見せる必要はない。怖がる必要もない。堂々とすること
    相手が受け入れないとしても、私の要求を主張する権利がある、相手の主張を拒否する権利もある


    ひとこと
    「そうですか」「へぇー」「それがなにか」
    「そうですね、あなたのおっしゃる通りです 気はすみましたか?
    「素晴らしいアドヴァイスに感銘をうけました」
    「そんなことを言って無用な争いを起こしたいのですか」
    「それは私に対する攻撃ですね。」
    「ひとを侮辱しています。謝罪してください」

    でもやはり欧米のノリはぬぐえない
    日本だとちょっと違うかもしれない。基本は同じでいいと思うけどそのままの言葉を使っても違和感があるかも

    ーーーーーーーーーー
    導入と全体の構成、二章を読みました。
    全部を読めばもっと変わるかもしれないですが、
    ここまでで私の目的と違うことが分かってきたので読むのをやめました。以下、読んだとこまででの感想です。

    ^^^^^^^^^^^^^^^^^

    これは、悪意をもって、怒らせようとして言葉を投げかけれてくるような人に困っている人が読むべき本かと思います。

    読んだ範囲で分かったこの本のポリシーは
    ・そんな奴は放っておけ、惑わされない、乱されない自分を作れ
    ・無礼には無礼で返せ、無礼に礼儀を返す必要はない

    というところでした。

    基本言ってくる相手を変えるというものはありません。
    この対応術は言葉の合気道だ、と導入にもあり、
    この本自体はいかに攻撃をかわすか の説明と、よけ続ければ攻撃してこなくもなる というような話でした。


    ^^^^^^^^^^^^^^^^^
    最近旦那に言われてムカついてイライラで返しケンカになるパターンが多かったので対処すべく読んでみたのですが
    上記のような目的とポリシーで書かれている本だったので
    私の求めているものではありませんでした。

    私のように、相手の行動や考え方に対して不満やイラつきを感じケンカするような場合は、この本ではなありません。

    私の場合は、相手の行動を変えたい場合 というものなので、相手を変える 系の本を読みたいと思います。



  • mmsn01-

    【要約】


    【ノート】

  • シリーズ3作中、自分にとって三冊目のバルバラ・ベルクハン。
    やっぱし、一番顕著なのはユーモアと、しなやかさ。
    装丁を、実用書っぽくしなくても、(もっとしゃれてて繊細なものにしても)十分内容と合うと思うんだけど。

    一番、ユーモアとしなやかさが融合して、顕著だったのは
    "アタマにくる一言へのとっさの対応術"
    だった。
    本棚に置くならこれだ。

  • 基本は無視で。そして復讐はしない。これは心がけであって、技術ではない。日常生活は殆どそれでOKだとは思うのだが、権利の侵害に関わる重要な話し合いや交渉では使えない。

  • 1黙って身振りだけで対応する
    2話をそらす
    3ひとことで返す
    4とんちんかんなことわざで返す
    5毒抜きの問い返しをする
    6譲歩して賛同する
    7譲歩してそれでも意をつらぬく
    8ほめ殺し
    9事実確認
    10対決
    11歯に衣着せずに返す
    12ルールを明らかにする

    1自己防衛の基本姿勢
    透明なバリアを想像する(駅の窓口とか)
    他人に振り回されない
    (今の私に関係ない。それは私のことではありません。ほかの人にお任せします)

    挑発に乗らない方法
    応答の仕方
    相手の嫌がらせと付き合うテクニック

  • 悪口を言われた時、あてこすりを言われた時。
    とっさの7、後でストレスをためないための一言。

    放置してみたり、違う話をしてみたり
    毅然とした態度を取ってみたり。
    色々な方法がありますが、自分に合った方法は
    一体どれなのか。
    やってみてほストレスがたまると
    どうしようもないですから。

    とはいえ、うっかり嫌味を返しそうになったことや
    本音をはいてしまった事もあるので、そちらの方は
    うっかりやらないように気をつけないといけません。
    自分がしたというのに、逆切れされたら面倒ですし。

    とりあえず当面、いらいらとはしますが
    された事を思い出して対処してみたりで
    リハーサルをするのが一番かと。

  • かなり参考になりました。
    けっこう古い本ですが今やっと出会いました!
    とても良い本だと思います。
    細かいレビューはブログに書きました。
    http://ameblo.jp/mochimai/entry-11820637419.html

  • もっと早くに読めばよかったです。
    タイトルからして、私の困っていることとはちょっと違う気がして手にとってみなかったのです。表紙の裏に書いてある言葉がこの本の趣旨です。
    主人が買って、家に置いてあったのに…

    「はじめに」の2ページ目で、なんで私のこと知ってるの?
    と思いながら涙がでてきてしまいました。
    出先の電車の中で。

    それから次の「あなたを守る心のバリア-4あなたのバリアにぴったりのテーマ音楽かキャッチフレーズを考えてみてください」
    コレしかないでしょう、すぐに決まりました(^^♪ 
      … って喜んでいる事態でないのですが、今の私。

    岡田准一くんの、サランラップのCM 「♪バリア~、バリア、君とずっと守るよ~…、サランラップ~ゥ~ ♪」
    https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&ved=0CC0QtwIwAA&url=http%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3Dn8mUySRtEFQ&ei=tptIUqWMIIWokQX-4YGABg&usg=AFQjCNHceVRTfw2ycy-9egDQ36KffRbumg&sig2=BATWCrOnZ2VczI6f-oz3pg&bvm=bv.53217764,d.dGI

    このバリアのテーマを決めることができたのと
    とっさに一言、無理にいわなくてもよい、ことが大きな収穫。

    今は、ソフトバンク文庫から文庫で出ています。

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著者プロフィール

1957年生まれ。ハンブルク大学で教育学と心理学を専攻。20年以上にわたりコミュニケーションのトレーナーとして活躍している。
自信をもって、人とうまく気持ちを通わせることのできるコミュニケーション術を提唱。多くの人にトレーニングを行い、たくさんの要望を受けて、コミュニケーションに関する本を執筆するようになる。
著書は次々とベストセラーとなり、『アタマにくる一言へのとっさの対応術』(草思社、SB文庫)、『ムカつく相手にもはっきり伝えるオトナの交渉術』『ムカつく相手にガツンと言ってやるオトナの批判術』(共にCCCメディアハウス)など邦訳も多数。彼女のコミュニケーション術を修得すれば、相手を傷つけることなく自分の言いたいことを伝えられるようになる。
モットーは「戦わずして勝つ」。

「2022年 『無神経なアイツに余裕で言い返す!大人の会話術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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