ミーム・マシーンとしての私 下

著者 : スーザン・ブラックモア 垂水雄二

• 草思社 (2000年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[zer000さんの感想 · 2015年5月24日]

こじつけに感じるところもありながら、実感として納得できる。語り口も楽しく親しみやすい。筆者の、ミーム複合体としての自由意志無しのライフスタイルについてももっと書いてほしい。

[tonasaさんの感想 · 2011年6月14日]

想像以上にラディカルで刺激的な本でした。

著者は人間だけが文化を持つのは模倣する能力があるからだとし、我々が意識や自由意思と読んでいるものは、自己複製子であるミームの競合と活動の結果表れる幻想にすぎないと主張しています。
この本の主張は実在を証明するのが難しいミームという考えに立脚していて、砂上の楼閣ではないかという疑問もないわけではありませんが、生物学から始った本が最後に哲学的な結論にいたる縦横無尽の展開にはいろいろと考えさせられました。

[まいるさんの感想 · 2011年5月24日]

この本を読みながらメモをとったり、ツイッてる自分の姿に、吹いた。