- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794210708
作品紹介・あらすじ
ハッピーエンドの物語がお好みの方には、本書はおすすめできない。ドキドキはらはらが苦手という方も、おやめになるのが身のためだ。なぜなら本書は、ビーチで遊ぶ三姉弟妹に、世にも恐ろしい知らせが届けられると、あとはみじめでイバラ、不幸のオンパレードだからだ。知恵と勇気で悪の魔の手と立ち向かう子供たち。しかし、ああ、なんたること!その結末は…申し上げるまい。ただしもちろん、ハッピーエンドは、なしだ。アメリカをはじめ、世界中でハリー・ポッターと並ぶ超人気シリーズ。頁をめくる手を止められないことまちがいなしのベストセラー、ついに日本上陸。
感想・レビュー・書評
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子ども時代に読んだ本を再読。
冒頭から懐かしさを感じ、一気読みした。
この物語は作者が冒頭で注意するように、決してハッピーエンドにはならない。主人公たち3姉弟妹には多くの不快な出来事が押し寄せてくる。両親の死、不快な養父、不潔な住処…、想像するだけで可哀想である。
しかし、そんな中でも長女のヴァイオレットは発明を、長男のクラウスは本から知恵を、次女のサニーは自慢の歯を使って困難に立ち向かう。
一冊で綺麗にまとまっていたし、地の文も読みやすい。今後の3人の運命が気になる作品だった。
映画化もされ、原作も完結済のため、手を出しやすい作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
帯紙に書かれているとおり、まさしく
「不幸と不運、てんこもり!」
冒頭でハッピーエンドはないと予め作者から予告されているのに、3姉兄妹の幸せを願わずにはいられない。何度も降りかかる不幸と不運にハラハラドキドキしながら、時には「なんで作者は姉兄妹こんな仕打ちをするんだ!」と思わずにはいられない。(予め忠告されているので文句を言えないのは承知だけれども!)
3姉兄妹があまりに可哀想でこれ以上見てられない!でも続きが読みたい!! -
読み終わっちゃったよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜さみし〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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おもしろい!!ドラマ見たから頭に情景浮かんでたのしい
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<A Series of Unfortunate Events #1 : THE BAD BEGINNING>
挿画/北砂ヒツジ
装丁者/原真澄 -
高校のときに途中まで読み進めたシリーズを初めから読んで完結を目指すことにした。
この本、図書館の蔵書検索の情報欄には小学校3~4年生向けと書かれていたが、うちの高校のメイン本棚に並んでいたぞ。高校のレベルが知れる。ラノベコーナーが充実しているような学校図書館であった。
さて、この物語はかしこく愛らしい三兄弟が、両親の死をきっかけに遠縁の親戚の世話になることとなるが、その親戚から虐待を受ける話。
めちゃくちゃしんどい設定だけど、地の文が軽い語り口なのと兄弟が前向きなのとで緩和されている。
大人になって読み返しても面白いんだけど、親となった今では子どもがしんどい目にあっているのはけっこう辛い。 -
荒川図書館図書館員の太鼓ボンで興味。
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子どものころから好き。これはヤバイ、ほんとにすき。