やがて中国の崩壊がはじまる

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制作 : Gordon G. Chang  栗原 百代  渡会 圭子  服部 清美 
  • 草思社 (2001年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794210890

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やがて中国の崩壊がはじまるの感想・レビュー・書評

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  • この本のいっていることは、ちょっと重い。
    そして、いくつかの重要なテーマがあった。

    中国の加速度的な変化を目の当たりにしながら、
    中国をどう考えるかを見ていた。
    いまは、手当たり次第に本を読むことによって、
    中国という実像をつかみたい。
    日本人の書く、中国の本は、いかにものほほんとして、
    深くも分析されず、当たり障りのないものであるが、
    今回の本は、ハードで、重みがあった。

    ○中国は、一体どこに行こうとしているのか?
    理念として、「社会主義資本主義」?
    →「貧困は、社会主義ではない。」鄧小平
    高い経済成長率は、いつまで続くのか?

    ○共産党の支配が、崩壊する可能性は、どこにあるのか?
    政治的自由をどこまで推進できるのか?
    国政選挙、各自治体の首長選挙、の実施。
    経済的振興策だけで、中国の人は、満足するのか?
    「愛国心」を高揚させることができるか?

    ○国有企業の経営困難を改革する方策はどこにあるのか?
    老朽化した施設、不良在庫、政府援助金依存経営。
    何よりも、働かない人々のシステム。「鉄椀」の保証。
    大きな会社は、従業員が、100万人を超える。
    →政府は、競争力を排除して、合併させる方法を取る。
    産業を管理するのは、市場ではなく、政府だと思っている。

    ○国有企業に貸し付けている銀行の「不良債権」は、どのくらいあり、その回収の見通しはどうなっているのか?
    →4900億ドルといわれている。実際は?
    →国有企業は、銀行の貸し付けの70%を超える。
    →借金の「棒引き」。

    ○国有企業のリストラによる失業者、農村からの離農者など、
    職に就かない人々の不安にどう対応できるのか?
    →失業者が、1億人を超える。
    →WTO加盟で、さらに増えると予測される。
    →農業政策の失敗。農家の破綻の進行。
    →環境破壊による農地の崩壊。
    この人達が、どのように怒りを爆発させるのか?

    ○インターネット人口が、5000万人。
    携帯電話人口が、1億人。
    共産党は、情報をいかにコントロールできるのか?
    →「検閲と規制」では、失敗する。それにかわるものは?
    →中国でさえ、インタ-ネット風評で、銀行の取り付け騒ぎがおきた。職員が、不正しているというメイルだった。
    国有交通銀行 1日で、15億万元が引き出される。1999年4月
    →「中国Cネット戦略提携団」;中国だけのインターネット構想。

    ○私企業、外資企業が、利益をどのように使っていくのか?
    それを、国にいかに環流させようとしているのか?

    ○銀行の預金者の確定と、遺産相続税の実施。
    →中国人は、貯金が好き。7200億ドルの預金高。1998年
    現在は、預金は、中国の銀行しか許されていないが、
    WTO加盟5年後には、外資系の銀行への預金も認められる。

    ○宗教を信仰する人が急速にのびているが、それへの対応は?
    「法輪功」→教祖(李港志)は、ニューヨークから、インターネットで布教。

    ○WTO加盟による、中国企業の存亡。
    自動車の関税が、安くなる。現在100%→数年後25%へ。

    ○自由な発想による起業活動
    →『以前ならば、ツルハシと鋤を持った人間の後ろに銃を構えてたてば、深さ200メートルの穴を掘らせることができた。
    しかし、コンピュータの前でクリエイティブな仕事をしている人間に、後ろから「何か、すばらしいものを作れ」と命令することはできない。』

  • 2002年9月11日 読了

  • 4794210892  357p 2001・11・26 9刷

  • WTO加盟から5年以内に一党独裁体制は終焉を迎えると予測し、北京を動揺させた問題の書。予測は見事に外れたが、マスコミではなかなか報道されない中国の数々の矛盾を紹介した「中国崩壊論」の先駆とも言える書。逃げ道を確保しながら、腐る前の一番おいしいところを頂く。これが正しい付き合い方?

  • 戦後60年の共産国家を継続している中国が、経済社会面では資本主義を導入していて、各所のひずみが大きくなっていくのは明白であります。それをいかにソフトランディングしていくかが政府の実力の見せどころになると言われています。

  •  この前(2005年3月),もう一度,図書館で借りて読み始めたけど,またまた,読みさして終わりました。縁が無いのかも・・・。

  • 今の中国はヤバイ!バブル絶頂期!何時バブルが弾けるか分からない!中国の投資を考えている貴方!是非、この本を読んで考え直してみてはいかが?

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