親日派のための弁明

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著者 : 金完燮
制作 : 金 完燮  荒木 和博  荒木 信子 
  • 草思社 (2002年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794211521

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親日派のための弁明の感想・レビュー・書評

  • ちょうど韓流ブームが起きていたところ、書店で見つけて読んでみました。
    韓国という国の意外な一面を知る事ができました。

  • 著者である金完燮氏の、自国と自国民への批判は舌を巻く程の強烈な言葉で詰まっています。逆に韓国人であるがゆえに自国に対する愛国心の表れかもしれない。
    これが成程、朝鮮の朝鮮人流たる所以なのかと納得してしまいます。然しながら、勿論日本の歴史観との温度差はあるものの、本書が本国(韓国)で禁書になった理由は理解できる。要するに、親日派というより韓国人の良識派でありながら、反韓国派でもあるということだと感じた。
    日本に対する提案も多々あり、著者自身が朝鮮人であるが故韓国を中心に考えているのは仕方がないが、受け入れがたい論理、つまり日本人の思想には合わない。
    経済的統合も先進工業国への移民も、欧米諸国が抱える諸問題も解決には至らない。

  • 韓国で発禁になった。韓国人が自国で出版した、公平な書。親日派により、正しい歴史認識を説いたという事で、意義が大きい。中身は間違っていないと感じるし、今の韓国に必要な要諦が含まれる。しかし、自国を弱小と決めつけ、植民地であった方が良かったなどと発言するのは、どのような気分なのだろうか。発想の事大主義。今の韓国は、事大主義に必死に反発しようとしている。そして、言ったもの勝ち、という、醜い姿勢を貫いている。

    日本は、時代の流れにはまってしまったのだ。韓国もそうだ、思えてしまう。我らに生きる道は、戦争しかなかった。しかし同時に、戦後韓国のイデオロギーにも、反日しかなかった。それは、つまり、北朝鮮が核を持つしかなかったように。

  • 売却してしまったのだが、高校時代に読んだ懐かしい本。
    韓国=善/日本=悪というステレオタイプの発想から脱却するきっかけになった本。

  • 勇敢な韓国人やなぁ、と思う本。
    歴史観が180度変わった思います。

  • 韓国言論界では稀少的な親日派論客の近現代史論で、
    成程そうだったかと眼を啓かされるところもあるが、
    内容において同じ事柄が繰り返し頻出してくるのには閉口させられる。

  • 韓国は日本と合併することだけが朝鮮の文明開化と近代化を達成する唯一の方法だったと朝鮮の改革勢力のなかに暗黙の了解があった。
    敗戦によって日本は5つに分割された。韓国、北朝鮮、サハリン、台湾、日本。サハリン(樺太)だけがロシアの領土で残りは独立国。
    韓国は世界の中で反日感情が残っている唯一の国。中国人は共産党の立場を表明しているに過ぎない。多くの中国人は日本という国が存在することすら知らず中国の省の一つと考えている。朝鮮半島に生きた人間以下の生活をしたいた民衆にとって日本は朝鮮王朝にとって代わった統治者に過ぎない。
    世界中で日本と西ヨーロッパだけが中性で封建制度を経験した地域。また、日本はイスラムの様な原理主義がないので柔軟に時代に対応できた。
    奴隷社会から封建社会への移行できなかった国は発展できなかった。朝鮮は日本より1000年遅れていたので独自に資本主義社会に発展するのあ無理だと悟り日本と併合する道を取った。
    封建制度は各地域ごとに土地と租税に関して強力で整備された法体系と執行できる政治組織、より大きな範囲で統合できる中央集権政府がなければならない。
    封建制度が近代化に有利な条件を作った理由。領主は征服よりも土地の所有と税の徴収に専念したので支配を受ける商人、製造業者の活動範囲が広がった。

  • 主題の感想は省略して・・著者の「国民の幸福」の考え方、これまで割と民族の誇りや愛国心を割と無条件に良しと考えていましたがこの本を読んで少し頭が柔らかくなりました。『政治的なスローガンとして「独立」は人に訴える力をもっている。だが独立が住民の生活の質を向上させることができなければそれは特定の政治勢力の利益に奉仕するイデオロギーにすぎない。』とな。

  • 平成24年2月4日図書館リサイクル(第14刷)

  • 台湾と韓国はともに日本の統治によって無知蒙昧な農業社会から近代産業社会へと大躍進を遂げた。にもかかわらず両国が日本に対して相反する態度と国民感情をも兆になったのには、台湾には日本統治前。これといった独自の王朝が存在していなかったのに対して朝鮮には王朝があった。台湾は韓国より15年統治期が長かった。
    日清戦争の勃発に一番驚いたのは朝鮮だった。

  • 韓国の人から見た日本統治時代。
    韓国の歴史教育がどんな風なのか何となく分かります

  • 普通の韓国人にはない視点から日韓の歴史、これからを論じる。
    日本人の自分としてはなぜ韓国内で発禁処分になるのか理解ができない。ただの日本マンセー本ではないはずだ。

  • ゼミの発表のために呼んだ。
    大学に入って韓国と北朝鮮についてかなり詳しくなったな。
    親日派って言葉、普通は出会わんもんね。

  • 興味深い本でした。確かに親日的な内容とも思えたのですが、むしろ反米的な姿勢からくるものが強いかもしれない とも思えました。
    朝鮮戦争が起こり、分断された原因などを考えるとそう思えても仕方ないかもしれませんが・・・。
    元々作家の人だけに、読みやすいなと。韓国側からの歴史視点がおおくみられるので、日露戦争時に協力した朝鮮人の話等興味深かったです。
    日本は戦後分割割譲されることもなく済んだという認識だったのですが、
    この本の中で「樺太・北方四島・朝鮮半島・台湾」は日本の国土であったという文面に衝撃がありました。そういえば…そうなんですよね。

  • ああ、こんな本が売れた時代もあったよね、と思わされる一例。
    自分にとっても、社会にとっても。
    この著者の場合は「勇気と英断」と看做される類のものだったけど、
    そういう著者の「感情」それだけを売り、それを世間が「買う」のが、時代に乗る本の典型だなと思う。
    つまり、中身は必要なく、どういう感情や経緯を持って出したか、が大事であって。

  • 最近、韓国がらみでのトラブルをニュースでもよく目にするので、気になっていました。この本は、韓国内では出版の過程で著者が逮捕されたうえ、有害図書指定まで受けているといういわくつきのものです。しかしその内容は、資料が豊富でとてもしっかりしたつくりになっています。学校の歴史の時間では、近・現代史は時間が足りなくて流し読みで終わってしまったので、こんなことがあったとは理解していませんでした。
    (たとえ時間があったとしても教えてもらえなかったでしょうが・・・)
    改めて歴史の勉強をしようという気持ちになる本です。

  • ひとつの考え方として。

  • 韓国で「青少年有害図書」の指定を受けた本。韓国内の反日主義に真っ向から異議を唱えたものが、韓国人によって執筆された衝撃作。

  •  本書は韓国で「青少年有害図書」の指定を受けて事実上書店では売られていない。そして、著者自身も出版に至る過程で逮捕されたという経緯を持つ。
     著者は阪神淡路大震災時には典型的な反日主義だったという。そんな彼が、親日になったその理由はなにか。それは実際読んで確かめることをお勧めする。

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