敵兵を救助せよ!: 英国兵422名を救助した駆逐艦「雷」工藤艦長

著者 :
  • 草思社
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794214997

作品紹介・あらすじ

1942年3月、スラバヤ沖海戦のあと、武士道を発揮、危険をおかして英兵422名を救出した工藤少佐の感動の物語。

感想・レビュー・書評

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  • http://mediamarker.net/u/naokis/?asin=459406552X『13歳からの道徳教科書』で紹介された工藤艦長とフォール卿のエピソード。

  • 惠隆之介氏は幸福実現党支持者。
    https://youtu.be/V_eLWhYzwFk

  • やはり日本人の間で、このようなことが伝えられていないことに、戦後の歴史教育に問題があるのではないのでしょうか。
    でも、工藤艦長の「自ら語らず」というところが、本来の日本人の武士道なんだろうと思う。その生き方にも共感する。

  • 太平洋戦争後期、駆逐艦「雷」が危険を顧みず敵兵を救出し、武士道精神を示したノンフィクション。
    「雷」の工藤艦長の生い立ち、開戦、救出、「雷」の沈没までを描いている。

    沈没させられた英艦隊の乗組員が海面にいるのを見、自艦を停止させ、400名を超す敵兵を救助するさまは素晴らしかった。
    同時に、工藤艦長の人柄、部下への接し方、それによって生まれる駆逐艦としての素晴らしい作戦ぶりは感涙モノだった。
    逆に、工藤艦長の後任だった前田艦長の叱咤ぶりや、意思疎通の不足による迷走が残念でならない。

    工藤艦長が部下をいかに思い、いわゆる武士道精神を示し、ブレない態度を示したかがよくわかった。
    こういうアツい思いを持ちたい。

  • 敵軍を救出した日本人艦長の話。
    やっぱり上に立つ人で、下で働く人は大きく変わるんだなぁ。
    武士道精神を貫ける強い精神力と人格を持っていた人だなと印象深かった。

  •  南方作戦中の海戦、スラバヤ沖海戦にて沈没した英国艦船の乗組員を救った駆逐艦雷とその艦長の話。
     ちょっと海軍を讃美しすぎかなぁとおもう面もありましたが、敵兵を救うという彼らの行った行為は紛れもない讃美されるべき行為だとおもう。

  • 1942年3月、スラバヤ沖海戦のあと、漂流中の英兵422名を、危険をかえりみず救出した駆逐艦「雷」艦長、工藤少佐の感動の物語。

  • これは是非読むべき内容。正直まだすべては読んでません。タイトルだけで電流が走った書籍です。味方以上の人数の敵兵を助けた艦長の話です。下手したらのっとられる可能性もあったでしょうが日本人独自の武士道精神を世界に印象つけた一人です。

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著者プロフィール

拓殖大学客員教授、シンクタンク「沖縄・尖閣を守る実行委員会」代表。昭和29(1954)年沖縄コザ市生まれ。昭和53(1978)年防衛大学校管理学専攻コース卒業。海上自衛隊幹部候補生学校、世界一周遠洋航海を経て護衛艦隊勤務。昭和57(1982)年退官。その後、琉球銀行勤務。平成9(1997)年米国国務省プログラムにて国際金融、米国国防戦略等研修。現在、積極的な執筆、講演活動を展開している。著書に『敵兵を救助せよ!―英国兵422名を救助した駆逐艦「雷」工藤艦長』(草思社)、『昭和天皇の艦長 沖縄出身提督漢那憲和の生涯』(産経新聞出版)、『海の武士道DVDBOOK』(育鵬社)、『誰も語れなかった沖縄の真実―新・沖縄ノート』(ワック)、『沖縄が中国になる日』(育鵬社)、『中国が沖縄を奪う日』(小社)など。

「2014年 『迫りくる沖縄危機』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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