エリーのロイヤルバレエスクール中等部寮生活がはじまります。
同じ部屋のララはツンツンしていて嫌な子だったけど、じつはホームシックだったし、「最初につっけんどんにしてしまった相手に急に態度をかえていい顔するなんてできない、プライドがゆるさなかったんだと思う、ごめんなさい。」とエリーにいいます。
また、エリーはしばらくはなれていた親友のフィービーが新しい友達と仲良くしているところにいて、暗いきもちになってしまいます。フィービーも、じつはおたがいさまでした。
このくらいの少女には(いえ、おとなになっても)こういう経験はあると思います。ただ、少女にはじぶんの気持ちがわからないんじゃないかな。だから悩んじゃうんじゃないかな。
バレエに関係ない女の子も読んでみたらいいかもしれません。