- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794216861
作品紹介・あらすじ
飛行機から見下ろした、マグマのように赤く光る雲の群れ。20キロ先から頭上へと空を走ってきた稲妻。気象写真の第一人者が、30年以上の撮影歴の中で捜し求めてやっと出会えた美しい空や、偶然に出会った想像を絶する空の写真、40点あまりを掲載。その現象が起こる理由や、どうすれば見られるのかを、実体験と科学的知見をもとに解説する。
感想・レビュー・書評
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NDC451
「飛行機から見下ろした、マグマのように赤く光る雲の群れ。20キロ先から頭上へと空を走ってきた稲妻。気象写真の第一人者が、30年以上の撮影歴の中で捜し求めてやっと出会えた美しい空や、偶然に出会った想像を絶する空の写真、40点あまりを掲載。その現象が起こる理由や、どうすれば見られるのかを、実体験と科学的知見をもとに解説する。」
目次
第1章 太陽の光と色(夜明け;日の出;青空;光芒;夕焼け;皆既日食;虹;春のあけぼの;飛行機のブロッケン現象;グリーンフラッシュ;暈;彩雲;環天頂アーク;白い虹;朝焼け;幻日)
第2章 雲の形と動き(笠雲;飛行機雲;雨すじ;雲海;台風一過;入道雲;巻雲;霧ともや;かなとこ雲;ハワイの空;うろこ雲;竜巻;レンズ雲;空からの夕焼け雲;偏西風;朝霧と影;樹氷)
第3章 太陽以外の不思議な光(満月の出;遠雷;月明かり;火映現象;月光環;空を走る稲妻;地球照lオーロラ)
著者等紹介
武田康男[タケダヤスオ]
1960年東京生まれ。東北大学地球物理学科卒業。高校教諭。第50次南極地域観測越冬隊員。気象予報士。日本気象学会会員。日本自然科学写真協会会員詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
令和4年10月の特集「空と宇宙」
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女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000053376 資料ID:0128787 請求番号:451/Ta59
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きれいな空の写真集。空を見上げたくなる。
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空ってこんなに表情豊かなのかとびっくり。
下ばっか向いてないで、
たまには上を向いて空を眺めるてみようと思った。
しっかし、ほんとに綺麗な写真とわかりやすい解説。 -
先日テレビで「環天頂アーク」や「グリーンフラッシュ」の特集を観たばかりだったので、とてもタイムリーでした!
やはり目を惹くのは、彩雲。いつか本物を見てみたい。
幻日は何度か見たことがあって、でも本物はこの写真より虹色に輝いているので「彩雲かも!」って嬉しくなったのを覚えてる。
そして、そういえば最近、めっきり空を見上げなくなっていたことに気づきました。
毎日があわただしく過ぎていくなかで、空を見上げる余裕すら失っていて。
この本に載っている写真はどれも素敵で、
けれどそれを切り取るために、いったい著者はどれだけの空を眺めていたんだろうか。
そこまで至らなくても、きっとふと見上げた空にだって二度とは出逢えない素敵な空の表情が映るはずだから。
そんな幸運に出逢いたいから、また空を見上げたいなって思いました。
そして、いつかきっと。
フィンランドに行って、オーロラを観る! -
空の写真を見ると落ち着く。
そして、ワクワクする。
この本は、写真集というよりは、空の現象図鑑かな。
使用されている写真はどれもとても綺麗。
写真とともに書かれている説明で「へー」と思ったのは、「なぜ、関東でキレイな夕焼けが見えるのか」。
その答えに、へー。と思うとともに、なんだか複雑な気分にもなった。
私の好きな「月光環」「光芒」「彩雲」「巻雲」もキレイに撮られていて、読んでいてにやけてしまった。
グリーンフラッシュ、皆既日食、オーロラ、アイスモンスター、環天頂アーク、ブロッケン現象。
いつか、自分の目で見て、感動したいなー。。 -
夜明けの美しい色の変化は日の出50分前からが勝負。日の出は4分。青空は太陽から90度。光芒は天使の梯子。美しい夕焼けは意外と見れない。皆既日食は2035年9月2日。虹は太陽の正反対から40度。春のあけぼのは4月の日の出20分前の海上。ブロッケン現象。グリーンフラッシュは日の出日の入時の緑色の輝き。暈が太陽や月にかかると雨。彩雲は太陽の近くの薄い雲に。環天頂アークは逆さ虹。白い虹。朝焼けは夕焼けよりも澄んだ色合い。幻日は太陽が連れた犬。笠雲。飛行機雲。雨すじ。雲海。台風一過。入道雲。巻雲。霧ともや。かなとこ雲。うろこ雲。
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きれい