宇宙を織りなすもの――時間と空間の正体 下

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制作 : 青木 薫 
  • 草思社 (2009年2月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794217011

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宇宙を織りなすもの――時間と空間の正体 下の感想・レビュー・書評

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  • 上巻に引き続き難しい内容だった。ひも理論の具体的で簡易な内容を期待していたが、理解が及ばなかった。ただ、物質だけでなく時間と空間にも最小構成単位のある可能性が示されており、興味を持った。
    また本書で紹介されていた本などを読んで知識を増やしたら再度読み返したい。

  • 時間と空間の謎。上巻の相対論と量子論に続いて,下巻では宇宙論と超弦理論がこの謎にどう迫ってきたかを扱う。
    下巻はさすがに難解なところもあるけど,類書に較べて読みやすいのは評判どおり。中でもテレポーテーションとタイムトラベルに関する第15章は,多くの人が楽しめるはず。親殺しのパラドックスはパラドックスじゃないというのには,とても納得。
    最後はなかなか刺激的。本書において時間と空間に関する常識は常に覆されてきたのだが,物理学の前提とも思える,時空が出来事の舞台であり,物理的実体であるという常識までが覆される。超弦理論が目指しているのは,いわゆる背景独立な理論。時間も空間も理論に先んじて設定される枠組みなどではなく,理論が記述する多数の弦によって織られてゆく二次的なものなのかも知れない。

  • 去年5/3から始めて3/18未明読了。10ヶ月半の長旅。ベッドサイドに常備し、1コーナー(数ページ)だけ読むと必然的にうつらうつらするので就寝、という睡眠導入剤的な、「空間と時間」について一般人に分かるように物理学的に解説した内容の本。だいたいにおいて、字面は追っていけるけどその意味が分からない。意味が分からないなりに読んでいると何となく表面的に分かるところもあるみたいな。。。こんな読み方なので、前日に読んだ内容はほとんどきれいさっぱり忘れている。そこには自分の年齢も関係しているはず。前のページを読み返すのは面倒なのでやらないが、後ろにある原注にはたびたび飛ばされる。例えばこんな文章。『数学の得意な読者のために書いておくと、ここで述べているのは、光線、あるいはより一般に質量ゼロの粒子は、有限な時間で、反ド・ジッター空間の内部にある任意の点から出発して、空間的な無限へと進んで戻ってこられるということだ。』。。なんじゃこりゃ。。。しかしながら、著者ブライアン・グリーンは当然理系なんだけど、ストーリーテラーでもあり、比喩表現でシンプソンズやらX-FILEやらを登場させることにより、分かりやすくかつ面白くしている。そこがブライアンの良いところ(ちなみに僕にとって「ブライアン」と言えば真っ先に思い浮かぶのは、ブライアン・バートンルイスです)。最先端理論の話は、実験で検証されていないこともあり、机上の空論という可能性もあるところがオカルト的ですな。でも最先端理論のいろんなアイデアは、文系の自分でも単純に楽しめる気がする。「暗黒物質」「暗黒エネルギー」ってアイデアは、なんかSFチックで面白そうだ。。。自分には知らないことがいろいろとあるんだなぁという事を知ることができるという意味で、楽しい本です。前著「エレガントな宇宙」も以前読むことができたので、僕はブライアン・グリーンのファンってこと。理解できないけど楽しい本ってあるんですね。

  • 最先端の宇宙論を日常の言葉で語られていて面白かった。
    ただ、量は多いので読むのに時間がかかる。
    自分にその力がないのは承知の上だが、宇宙はなぜ11次元と考えられるのか等、数式を通して書かれている内容を理解したいという欲望に駆られる。

  • SFよりSF味。こんなに言葉巧みな物理学者が居たのか!って感じ。
    扱う中身はこれまでの宇宙論の変遷と、最新の宇宙論。とっても硬派な中身なのに、ストーリー展開が楽しい。何度も読み返したくなる、そんな本。

  • とりあえず前作「エレガントな宇宙」の焼き直しにならなくて良かった。新しいテーマもあったことだし。
    しかし、普段の空間次元が何故3なのかは今回もわからなかったのは残念。

  • 上巻は何とか、ついてこられたけれど、下巻はほとんど理解できませんでした。
    それでも、現代理論物理学の最先端をかいま見る楽しさは充分。

    15章のタイムマシーンの議論は非常に興味深かったです。

  • 上巻に比べると、下巻は理解するのが難しい点があった。上巻で舌を巻いた筆者の説明力も、量子論や多次元世界ということになると直感での理解の範囲を超えてしまっているので仕方のないところか。しかしインフレーション理論などに偏らず、最新のサイクリック宇宙論やプレーンのことなどバランスよく紹介されていて面白かった。

  • 宇宙の構造や、時間の始まりと終わりなど、未解決の問題を、現代物理学がどこまで到達し得たのかが俯瞰できる。

  • まず、この本の主題である、「時間と空間」やそれを理解するための最新の宇宙論は、物理学の素養のない僕ら一般の読者には、おそろしく難解になってしまう。それは仕方のないこと。

    でも、著者のブライアン・グリーンさんは、様々な例え話を交えて、数式を使わずに文章でそれを語ってくれる。確かに難しいけれども、それでも、この分野の本としては、とても分かりやすくて、読みやすく、正確に記述されているのではと感じた。

    まだ、一回しか読んでいないけれど、二回三回と繰り返して読めば、現代の宇宙論のエッセンスに触れられそう。

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宇宙を織りなすもの――時間と空間の正体 下の作品紹介

「時間も空間も伸び縮みする」とは、いったいどういうことなのか?「宇宙は膨張している」とは、宇宙の何が膨張しているのか?あるいは、「宇宙は一枚の膜かもしれない」「量子力学を使ったテレポーテーションが成功した」「ブラックホールを作る実験を行う」など、耳を疑うような物理学の主張は、いったい何を意味しているのか?そして最も重要なことだが、それらの物理学の成果は、私たちの時間と空間に対する見方をどう変えるのだろうか?『エレガントな宇宙』の著者ブライアン・グリーンが、現代物理学による探究の成果を、一望のもとに描き出す。

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