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- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794217370
作品紹介・あらすじ
米側史料を本格的に取り上げ、開国のシナリオを作った中心人物、アーロン・パーマーの、ペリー遠征に向けた世論操作、彼と東部エスタブリッシュメントとの繋がり等々、関係者の動きを点描しながら、日本に開国を迫ったアメリカの真意を明らかにしてゆく。今日まで一貫するアメリカの対日・対中政策の原型がまさにこのときに作られたことを示した「新・開国史」。
感想・レビュー・書評
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ペリー来航による日本開国と、その後のハリスの交渉について
主にアメリカ側から描いた一冊。
多くの背景となるエピソードから始まって
一点に集約して行くような章の進みや、
柔らかい語り口など読みやすく面白い。
アメリカのロビイストやマスコミ、民主主義のせめぎ合いの結果である
日本開国というプロジェクトを垣間見ることができる。
もっと詳細を勉強したいと思わせる良質な導入書。
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