- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794218186
感想・レビュー・書評
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加害者がどういう子供時代をすごしたかを書いた本でした。
違う違うそうじゃそうじゃなーい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昭和の終わりに起きた、陰惨な事件を扱った本です。取材を許可されなかったのか、それとも敢えてそうしたのかは不明ですが、被害者側からの視点は一切なく、加害者の少年達とその関係者の証言だけで構成されています。その為、著者の立ち位置が加害者寄りにあるように感じられます。また、明言されてはいませんが、少年達に非はなく、悪いのは周りの大人達である。と言いたげな内容は、読む人によっては大変強い不快感が生まれるかもしれません。事件の風化を防ぐことより、子供の教育についての問題提起が目的の本のように思えます。
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ほぼ、公判でのやりとりをまとめて、著者の考え?をぱぱっとまとめた感じの内容です。似通った部分を引用して、こういう犯罪を犯す人間になってしまった原因は「生まれ育った環境、幼少期のある出来事が影響を与えた」って方向に持って行きつつ、いやそれは誰にでも起こりうる、現代社会のむにゃむにゃって結論に持って行っくパターン。
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初ノンフィクションよんだ。
やっぱり親の愛情って大切。
家庭内暴力こわい。
あと、この加害者が全員もうシャバにでてるってのがこわい。 -
以前読んだ「十七歳の殺人」のコンクリート殺人事件の事細かに書いた本でした。
いじめられていた子達が、また弱いものいじめをする、しかも人間と思っていなかったこと。。。怖すぎます。