文庫 生命40億年全史 下 (草思社文庫)

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制作 : Richard Fortey  渡辺 政隆 
  • 草思社 (2013年12月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794220202

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文庫 生命40億年全史 下 (草思社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • バクテリアから人類が文明を築くところまで進みました。人間は特別な存在ではない、とはいえ、人間は生命を次の段階に持ち上げてしまったのは確かでしょう。すごいすごい。

  • 読みやすい文体。

  • 上巻の終わりは生命が陸上への進出を果たしたところ。

    下巻はその続きからで、地質年代で言うと古生代の後期から、
    恐竜の時代中生代を経て、第三紀、第四紀と一気に語り抜きます。

    恐竜もいれば、哺乳類もいれば最後には人類の話も出てくるし、
    トピックが派手で一気に読み進められます。
    超大陸パンゲアの成立と大陸の大移動や氷河期、と地質的な出来事も大きい。

    そうした大きくて私達にも馴染みの深いトピックを改めて丁寧に語りつつ、
    恐竜の時代を語る第9章の章第は「壮大なものと控えめなもの」ということで、
    恐竜たちのダイナミックな世界の裏で繰り広げられていた控えめな生命たちの壮大な物語や、
    ダイナミックな恐竜たちの物語を解き明かすための学者たちの小さくささいな痕跡との対峙など、
    見逃すべからざるストーリーを語ってみせるのは素晴らしい。

    地球の歴史も、生命の歴史もそこまで丁寧に学校で習った覚えはないけど、
    それでもみんな知ってることは多いんですよね。
    化石に感じるロマン、というか。

    小学生のころ夢中になって図書館で読んだような恐竜やその前後の生命の歴史。
    この裏に古生物学者たちの尋常ではない苦労がつまっていることを知ることができておもしろい。
    生命の歴史は彼らなしでは解明されていかないわけで、こうしてセットで楽しむのが一番なんじゃないかと思う。

    そして、作中でも何度も語られるけど、まだまだ解き明かされない謎は多くて、
    いまも、これからも少しずつ明らかになることが多いんだろうなというところも面白いところです。
    たとえば、「恐竜は変温動物だったのか、恒温動物だったのか」「鳥は恐竜ではないのか」という問いは作中でも扱われていて、
    恐竜に羽毛があったとするならば、という仮説が披露されていたりしたけど、
    これについてはつい先日羽毛の痕跡の残る恐竜の化石が見つかったりして、
    今後の調査がますます楽しみになっています。
    そういう歴史科学的なニュースが出るたびに気になるような人はぜひ一度手にしてみることをお薦めします。

  • 「なぜ恐竜が死滅したの?」という壮大な疑問を解き明かしていく。最初は「そんな隕石が落っこちてくるなんて云う終末論的な話は絶対にありえない。」などなど、それに交えて学会の議論の議論の応酬の実態も垣間見える。当時から諸説あったわけだ。

    その後、哺乳綱の動物の世界になると、恐竜たちが埋めていた生存空間を埋めていく。クジラや肉食獣などなど。また「なぜ哺乳類は昆虫ほど「多様」でないのだろう?」という「そういえばそうかもしれない。」問いである。空を飛び虫を食べるクジラや毒を持つ哺乳類がいてもいいはずだ。そのような不思議なバランスが働いているのだ。

    また最後は人類である。古人類史は不思議だ。アウストラロピテクスから今のクロマニヨン人までの「欠けた環」を探そうとしてきた。
    猿人から今の新人まで、さまざまな種族がいるが、もちろん微分的な歩みによって進化したわけではない。どこかで途絶え、取って代わってきた。それはいったいどういうことなんだろう?と人類学者は考えてきた。
    そこで出てくるのが「ネアンデルタール人」である。彼らの知能はわれわれとそう変わるものではない。とても近いのだが、すくなくとも「われわれ」ではない。なんだかとても不思議な気がするね、ということなのだ。

    生命の進化は結果的には「偶然」であるのかもしれないが、神はサイコロを振らない。「必然」であるのかもしれない、が、生命はこれからも「何がしか」の形で生き延びていくのであろう、ということだ。

  • 10年前に買った本、最後まで読まずにそのままになっていた本。文庫化して、気づかずに同じ作品の文庫本を買ってしまった。
    10年前の本なので、現在の科学からすると古いのではないかと懸念して読んだ。生命の歴史を通して勉強することは、楽しく、新たな学んだことも沢山ある。また、生命の歴史とともに、学究のエピソードも楽しめた。

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文庫 生命40億年全史 下 (草思社文庫)の作品紹介

隕石衝突、地殻変動、気候激変、絶滅と進化──生物たちの命運を分けた事件とは。謎とドラマに満ちた壮大な進化劇を巧みな語り口で一気に読ませる決定版・生命史。

文庫 生命40億年全史 下 (草思社文庫)はこんな本です

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