世界のカマキリ観察図鑑

著者 :
  • 草思社
4.12
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本棚登録 : 65
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (131ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794221377

作品紹介・あらすじ

カマキリをこよなく愛す昆虫写真家のとっておきカマキリ図鑑。世界の主要カマキリ70 種の珍らしい写真、超微細でクリア・迫力ある写真が、カマキリの魅力をとらえる。「大ガマと大目玉の独特の姿」「肉食で攻撃的だが、ネコに似た愛嬌」「会話、意志を通じ合える感じ」など、著者のカマキリ愛を解説で楽しめる本。

感想・レビュー・書評

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  • 写真も珍しい瞬間が収められているのと、文章の解説部分も面白く、親子で楽しませていただきました。

  • 日本のカマキリ
    オオカマキリ、チョウセンカマキリなど
    熱帯アジアのカマキリ
    ハナカマキリ、ヒョウモンカマキリなど
    中南米のカマキリ
    ナンベイカレハカマキリ、ナンベイキノハカマキリなど
    オーストラリア、アフリカのカマキリ
    ゴウシュウコノハカマキリ、アフリカメダマカマキリなど

    【著者紹介】
    1947 年東京生まれ。昆虫を中心とする自然写真家。東京農工大学の日高敏隆研究室で昆虫行動学を学ぶ。アジアやアフリカで昆虫の擬態写真を長年撮影。著書『昆虫の擬態』は1994 年、日本写真協会年度賞を受賞。主な著書に『蝶の飛ぶ風景』『大昆虫記』『昆虫顔面図鑑』、また草思社より『すごい虫の見つけ方』『図鑑 世界で最も美しい蝶は何か』『甲虫カタチ観察図鑑』など。日本自然写真協会会長、日本昆虫協会理事など。海野和男写真事務所主宰

    内容:カマキリをこよなく愛す昆虫写真家のとっておきカマキリ図鑑。世界の主要カマキリ70 種の珍らしい写真、超微細でクリア・迫力ある写真が、カマキリの魅力をとらえる。「大ガマと大目玉の独特の姿」「肉食で攻撃的だが、ネコに似た愛嬌」「会話、意志を通じ合える感じ」など、著者のカマキリ愛を解説で楽しめる本。

  • 筆者のカマキリへの愛を感じる1冊でした。
    カマキリが8回脱皮してようやっと成虫になるとあって、その度、他の捕食者に食べられてしまうリスクがあるだろうに大変だなあと思いました。

    また自分で行くことはないであろう、中央アフリカやマレーシア、ケニア、タンザニアなどの色鮮やかで美しいカマキリが見られて感動しました。形も日本では見たことのないひょろひょろと長いものから、脚の節がおもしろいフォルムだったりと非常に興味深かったです。カマキリが一生懸命に鎌を振り上げて威嚇をしているポーズは本当に格好いいです。羽に目玉のような模様があるものもありました。
    また、マレーイッカクカマキリは腕のブルーが大変美しく、30分以上にもわたって死んだふりが出来る演技力抜群だそうです。ハナカマキリの交尾についてはオスはメスの機嫌を損ねないように小刻みにメスの羽の付け根を優しくドラミングして細心の注意を払っているとあり、オスのカマキリも大変なのだなあと思いました。

  • 世界のカマキリを紹介する図鑑。文や写真に、作者のカマキリへの愛が溢れる。
    「マオウカレハカマキリ」「ヴェシルムメダマヒョウモンカマキリ」「ニセハナマオウカマキリ」など、派手な種の写真は特に格好良い。また「カレエダカマキリ」「ナンベイキノハカマキリ」など、擬態の名手たちの写真も、同じカマキリの仲間ながら違った味わいがある。

  • 他では味わえない貴重な写真が多い。

  • カマキリの本はめったにないのでいれました

    2017/02/15 更新

  • 45年間もカマキリを追い続けた昆虫写真家の著者による本。

    ちゃんとした図鑑として、70種類もの国内外のカマキリの単なる写真を載せただけではなく、生態や特徴をきちんと解説していて、読み物部分も楽しい。

    世界にはこんなにたくさんの色々な造形のカマキリがいるとは知らなかったし、驚いた。

    カマキリに色々なポーズを取らせた、どこかユーモラスで可愛らしい写真が満載。

  • ★★★★★
    世界のカマキリたちがこちらにキリっと向けた顔がすてき。
    解説など一般向けです。
    海野さんはカマキリの怒ったところが好きなんだって。
    カマキリには5つの目があること、黒い目はどの角度からも見つめられているように見えることなど、近くで観察したくなりました。
    が、知りたくなかったことも。直翅目を調べてはダメ;;
    (まっきー)

    • knslさん
      ダメと言われると知りたくなる…ポチっとな(カーリルの読みたいリスト入り<あ○ぞんでポチッではないのか)(i44)
      ダメと言われると知りたくなる…ポチっとな(カーリルの読みたいリスト入り<あ○ぞんでポチッではないのか)(i44)
      2015/07/22
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著者プロフィール

海野 和男(うんの・かずお)
一九四七年東京生まれ。東京農工大学卒。昆虫写真家。『昆虫の擬態』(平凡社)で日本写真家協会年度賞。『世界のカマキリ観察図鑑』『世界でいちばん変な虫 珍虫奇虫図鑑』『増補新版 世界で最も美しい蝶は何か』『蝶が来る庭』『ダマして生きのびる虫の擬態』(いずれも草思社)ほか多数。公式ウェブサイト「小諸日記」を運営。

「2023年 『ファーブル昆虫記 誰も知らなかった楽しみ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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