声に出して読みたい禅の言葉

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著者 : 齋藤孝
  • 草思社 (2016年2月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794221902

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声に出して読みたい禅の言葉の感想・レビュー・書評

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  • 齋藤孝さんによる禅語の提唱だけど、例えばこうやって臨済録をかいつまんで読んで、読んだ気になってしまうのはもったいないなぁって思う。
    拈華微笑じゃないけど、そこに笑える自分があることがありがたくて、うれしくて、ちょうどその時、東博に雪舟の慧可断臂図が来ていて、涙が出た。
    それからずっと、慧可の爺さんの腕を持って歩いている。

    そもそも禅語は抽出してしまうとクドいものが多くて、結構な頻度で鼻につく。言ってしまえば、提唱なんて大きなお世話。

    こういう話は本来は対機的に使われるもので、公案だって顔を見ていればわざわざ過去の文献から拾って来なくたっていっぱいあるはず。
    他所から借りてきた言葉を使うのってもったいないくらい、本当は、一日の情報量ってすごい。

    だけどその大きなお世話が無いと、わからないこともある。
    ずっと師匠がいないから、隻手の声を聞くために、提唱本にもすごく助けられた。
    齋藤孝さんの生徒さんは、若い時にいい先生に出会えて、羨ましい。
    寒山、信心銘、読んでみます。

    千雲万水の間を逆さまに読んでみたら面白かった。
    「塵累なし」は、本当に「人の世のわずらいを絶っている」なのかな。

  • 私淑する齋藤先生の視点で説く禅の100本ノック。良寛の九十の戒めを多いと言うてはりますが、自分だって100こやん。
    「?」「!」の無限リピート。取り付く島もない。
    本は不思議。「思う」と『本に書いてある』ことが、よくある。
    読む時、必ず、意味がある。
    曲がりなりにも、確かに今、求めてる禅的な風が身体を吹き抜け、プチ禊した。

  • P197
    わび、さびと言われる芭蕉の俳句は
    「主(私)が取り去られているところに
    趣がある

    やがて死ぬ
    けしきは見えず
    蝉の声

    蝉はやがて死ぬのだが
    たとえ今日死のうが
    そういうことに蝉は頓着しない。
    蝉はあたかも自分を投げ出すことで
    自分を生かすことになるとばかりに
    ひたすら鳴いているだけだ。

    自分へのこだわりを捨てることが
    本当の意味で自分を大切にすることになる。

    ☆「我がモチベーションになる」
    「自分をなくしたらやる気がおこらない」
    という答えがここにある。

  • 更に何れの時を待たん
    信心銘 僧さん

  • 物事のはじまりと意味を知ることを行動に活かすべき

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声に出して読みたい禅の言葉の作品紹介

中世以来、中国から流入して日本独自に発展した禅宗はお茶生花から生活文化あらゆる領域で、日本文化の基底をなしている。欧米にも心酔者の多い禅の精神、哲学を達磨、道元から良寛、芭蕉まで、先哲の残した100の言葉から探る。

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