蜃気楼のすべて!

著者 : 日本蜃気楼協議会

• 草思社 (2016年4月21日発売)

感想・レビュー・書評

[一Ｋさんの感想 · 2016年8月27日]

蜃気楼の写真集としてとても美しい。
加えて、蜃気楼のメカニズムが丁寧に解説されている。魚津の蜃気楼は、雪解け水説から暖気移流説が有力になってきたことなど、今もって未解明であるところがいい。
さすがに、「天気予報を利用して、東京から日帰りで蜃気楼を見に行こう」とは中々いかないけど。

著者プロフィール

蜃気楼に関する情報交換・調査研究・教育普及のための全国ネットワーク。会員は気象や教育関係者、博物館・科学館に携わる人、カメラマンや蜃気楼愛好家まで幅広い。
活動のテーマも、発生理由の研究、予報、シミュレーション、撮影技術、教育普及、歴史・文化的側面、美術・骨董など多様。

「2016年 『蜃気楼のすべて！』 で使われていた紹介文から引用しています。」