自分の「異常性」に気づかない人たち: 病識と否認の心理

著者 : 西多昌規

• 草思社 (2016年11月19日発売)

感想・レビュー・書評

[香菜子（かなこ/Kanako）さんの感想 · 2018年6月16日]

自分の「異常性」に気づかない人たち: 病識と否認の心理。西多昌規先生の著書。精神科医である西多昌規先生が実際に出会った人たちを例にした内容で臨場感に溢れています。攻撃的人格、他社攻撃牲、異常被害妄想、異常人格といった繊細で難しい問題とどう向き合って対処するのか、正解は一つではないと思います。

著者プロフィール

西多 昌規(にしだ・まさき)
精神科医・医学博士。早稲田大学スポーツ科学学術院・准教授。東京医科歯科大学医学部卒業。国立精神・神経医療研究センター病院、ハーバード大学医学部研究員、スタンフォード大学医学部客員講師などを経て現職。日本精神神経学会専門医、睡眠医療認定医など資格多数。専門は臨床精神医学全般と睡眠医学、身体運動とメンタルヘルス。著書に『「器が小さい人」をやめる50の行動』（草思社文庫）、『「テンパらない」技術』（PHP文庫）、『休む技術』（だいわ文庫）、ほか多数。

「2018年 『文庫 自分の「異常性」に気づかない人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」