超監視社会: 私たちのデータはどこまで見られているのか?

  • 草思社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794222374

感想・レビュー・書評

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  • スノーデンの事例を含め、社会の監視に関して、プライバシーの問題や今後の提言とともに述べている本。
    ひとたび目を付けられると、色々と特定される社会になっており、そのあたりの恐怖と言うかリスクについては共感するものがあります。
    分量的には、良く言えば内容豊富、悪く言えば長々しい。
    そんな感想でした。

  • 残念ながらコロナでさらに加速!なんかもう疲れたわ

  • スノーデンの暴露情報を契機に政府や企業による大量のデータ収集と網羅的なデータ分析により実現する監視社会の到来に警鐘を鳴らした書籍。

  • - データセンター
    - NSAはユタ州にユタ/データセンターを設けた。約12エクサバイトのデータを保存できる。14億ドルの費用がかかっている[https://www.forbes.com/sites/kashmirhill/2013/07/24/blueprints-of-nsa-data-center-in-utah-suggest-its-storage-capacity-is-less-impressive-than-thought/#7ca450d87457]
    - 地球上の60億人がそれぞれ2GBのデータを預けられる量
    - Googleは世界全体で15エクサバイトのデータを保存できる体制を持つ[https://what-if.xkcd.com/63/]

    - エリック・シュミット「私達は、あなたが今どこにいるかを知っている。これまでどこにいたかも知っている。今何を考えているのかもだいたい知っている。」[超監視社会:44][Derek Thompson (1 Oct 2010), “Google’s CEO: ‘The laws are written by lobbyists,’” Atlantic]

    - オバマ陣営は2008年2012年の大統領選挙で大規模なデータ分析をおこなった。[“Obama Wins: How Chicago’s Data-Driven Campaign Triumphed | TIME.Com.” http://swampland.time.com/2012/11/07/inside-the-secret-world-of-quants-and-data-crunchers-who-helped-obama-win/ (March 25, 2019).]

  • インターネットの時代に監視される我々のデータは膨大。携帯電話の通話記録、メール、LINE、GPS。パソコンの閲覧記録。Facebookの投稿。車のカーナビの記録。Googleはあなたの趣味、嗜好について、あなたのパートナーよりも詳しく知っている。監視は自動的に行われ、それは過去にも遡れる。国家による監視・検閲で政治的自由が脅かされる超監視社会。

  • この本を読んで、検索履歴を残さないエンジン『ダック・ダック・ゴー』を使おうと思いました。

著者プロフィール

1963 年生まれ。コンピュータ・セキュリティの世界的権威。暗号学者。著書に
『信頼と裏切りの社会』(NTT 出版)、『暗号の秘密とウソ』( 翔泳社)、『セキュ
リティはなぜやぶられたのか』( 日経BP 社) などがある。ハーバードロース
クール研究員。

「2016年 『超監視社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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