明治の女官長高倉寿子

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著者 : 扇子忠
  • 叢文社 (2011年11月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794706751

明治の女官長高倉寿子の感想・レビュー・書評

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  • てっきり伝記(ノンフィクション)かと思いきや、冒頭から濃厚な京言葉にのけぞった。こういう「見てきたような」描写を採る小説は苦手だし、かなり主人公サイドを美化というか、そちら側にのみ後世(現代)の視点を取り入れて書いている。「ほんまかいな」「話がうますぎ」と思う部分もないではなかったが、とりもなおさず貴重かつ稀少な時代の証言である。非常に興味深い題材にもかかわらず類書に乏しく、後半になるほど一気読みの勢いで読了した。
    すべてを捧げて奉公した寿子が、退官後は余生をエンジョイしたという結びも爽やか。
    しかしこのテーマにもかかわらず、明治帝のお子様がたの御名に誤り(それも複数の)があるのは大いに問題だろう。

    2013/11/12読了

  • おもしろかった。

  • 明治期における後宮の変化を、皇后付き女官長の目を通して描く、歴史小説。この時代背景の作品にはあまり見ることのない、宮廷側からの視点に特筆したという斬新さ。幕府側からの歴史を振り返りつつ読むと、非常に面白いです。旧習からの変化に戸惑いつつも、国母の教育係として真摯に応じていく様は、現代社会にも通じる姿だと思いました。最後にわかる「驚愕の真実」が、このややもすれば重厚すぎる作品を、ドラマチックに小説として昇華させています。

  • 明治天皇つながりで。
    特別の世界の最高?のキャリアウーマンの話。

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明治の女官長高倉寿子の作品紹介

宮中の旧弊のなかで、女性のための時代を拓いていった美貌と知性の昭憲皇太后。終生の縁により、皇后に仕えた高倉寿子は、後宮の嫉妬、陰謀、策謀から皇后を守り抜く。世継ぎ誕生のたび重なる悲運をのりこえ、時代が大正となった二年後、皇太后崩御の時、寿子は驚愕の真実を知る。

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