地域から描くこれからの開発教育

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制作 : 山西 優二  近藤 牧子  上條 直美 
  • 新評論 (2008年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794807625

地域から描くこれからの開発教育の感想・レビュー・書評

  • 国際協力というと、慈善な援助を想起するが、
    それは南と北、現代で言う所の新自由主義の構造の中で、
    それに「抗う」ことなしに、なされる行為であって、
    必ずしも「開発が遅れている国」の「不平等さ」を除去することにはならないのだという気付き。
    それはとりもなおさず、現在の日本の過疎地域と都市部の関係性に適用される所でもあり。
    最終的に世界から貧困を取り除き、かつ生態系の維持を目指す方向に人類がシフトしていくのであれば、
    「自立促進」「参加型」といったものがキーワードになるのであろう。
    当事者意識の芽生えは、「危機感」の有無とゆるぎない繋がりがあるのだと思うが、
    その「危機感」は一体どこから生みだせば良いのだろうというのが疑問に思う所。
    日常の些細な困ったこと、その解決策を考えるという視点だけで果たして良いのだろうか。
    少なくとも「知る」だけではいかんともしがたいと思うが。
    土地に対する愛着とか、歴史の重みであるとか、脈々と続く時間の流れであるとか。
    結局はそのあたりの教育かなぁというのが暫定的な結論として。

    ▼以下引用
    ・開発教育の目標として、社会適応・順応ではなく、社会変革・創造がめざされる

    ・社会有機体三層論/シュタイナー

    ・時速可能な開発=将来の世代が自らのニーズを充足する能力を損なうことなく現在の世代のニーズを目指す状態。開発と環境を対立的に捉えるのではない。段階的なもの

    ・歴史の想いやりを持つことの重要性

    ・プルム学校では地域づくりそのものを学校設立の目的に掲げる。生態系共同体づくり。

    デンマークのフォルケホイスコーレ(成人教育)

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