たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自立する「質問づくり」

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制作 : Dan Rothstein  Luz Santana  吉田 新一郎 
  • 新評論 (2015年9月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794810168

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たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自立する「質問づくり」の感想・レビュー・書評

  • 質問作り
    ①教師によって考えられた質問の焦点が生徒たちが作り出す質問の出発点となる
    ② 4つのルールを紹介する
    ③生徒たちが質問を作る
    ④生徒たちが閉じた質問と開いた質問を書き換える
    ⑤生徒たちが優先順位の高い質問を選択する
    ⑥優先順位の高い質問を使って教師と生徒が次にすることを計画する
    ⑦振り返り 学んだ事は何か、どのようにして学んだか、学んだことをどのように応用できそうかなど 10p

  • 授業デザインをする上で非常に参考になった。FDやIDにおいても活用できそうである。さらにこの教育効果を実践研究していきたいと感じた。

  • 質問づくり…やってみたい。

  • 自分が授業を行うにあたり、本書をどう生かすか。
    そのためのメモ。

    質問をすることはより深く考えること

    「教師の発問に生徒が答える」授業
    「生徒自らが質問をつくり出す」授業

    教師の役割→発問するのではなく、質問の焦点を示す。

    質問の焦点…生徒たちが質問をつくり出すための引き金

    質問の焦点を使って何を実現したいのか?
    指導上の目標や学習の成果を念頭に置く。

    3つの思考力
    ◯発散思考…多用なアイディア。幅広く創造的に考える能力

    ◯収束思考…情報やアイディアを分析、統合する能力。

    ◯メタ認知思考…考えたことや学んだことをふり返る能力。

    質問づくりの7つの段階
    ①質問の焦点
    ②質問づくりのルール
    ③質問をつくる
    ④質問を書き換える
    ⑤質問に優先順位をつける
    ⑥学習目標に合致した質問の使い方を考える
    ⑦ふり返り

    ふり返りのための質問
    ・学んだことは何か?
    ・どのようにして学んだか?
    ・学んだことをどのように応用できそうか?

    質問づくりの4つのルール
    ①できるだけたくさんの質問をする
    ②質問について話しあったり、評価したりしない。
    ③質問は発言の通りに書き出す。
    ④意見や主張は疑問文に直す。

    いかなる質問も歓迎され、その価値が認められる。

    自分たちがつくり出した質問を見直し、そこからどんな情報が得られるかを分析する。

    「閉じた質問」→はい/いいえ 一語で答えられる。
    「開いた質問」→説明を必要とする。

    2つのタイプの質問の長所と短所を考える。

    質問文の構造を学ぶ
    ・「なぜ」「どのように」→開いた質問
    ・「何」「誰」「どこ」「いつ」→両方の可能性
    ・5W1Hを含んでいない→閉じた質問

    質問に優先順位をつける
    学習の目的に応じて質問を選ぶようにする。
    選んだ質問の理由を述べられるようにする。

    教師は質問を選びの基準を示すことで生徒をサポート


    第7章のタイトルは
    「質問を使って何をするか考える」となっている。

    何のために質問をつくるのか?
    質問をつくることを通して何が可能になるのか?
    授業のどの段階で質問を使うのか?

    授業における質問づくりの活用
    ・読み書きの糸口として
    ・プロジェクトのテーマ決定のために
    ・授業の計画
    ・話し合いのテーマとして
    ・宿題を自分でつくり出す 自主的な学習
    ・テスト対策として
    ・学習内容の理解に関する情報提供
    ・レポート発表のために
    ・学びのふり返りに役立てる
    ・インタビューに備えて
    (詳しくはP188 表7−1を参照)

    学んだことについてふり返る

    ふり返りは学んだことを自分の言葉で語るチャンス

    学びのプロセスと内容をふり返る。

    ふり返りで使う質問
    ・あなたは何を学びましたか?
    ・「質問すること」を学ぶのはなぜ大切なのですか?
    ・内容について学んだことは何ですか?
    ・どのように学びましたか?
    ・質問をつくるときどんな感じがしましたか?
    ・質問づくりでよかったことは何ですか?
    ・学んだことを今後どのように使いますか。
    ・質問づくりをどんな場面で生かしますか?

    質問づくりのプロセスを体験を通して学ぶ機会をつくる。

    教師が質問の例を示すことは、生徒の発散思考を止めてしまうことにつながる。

    何をどう学んだかを自分の言葉で発言する機会があること。

    「いい教え方は、生徒たちが質問の仕方を知っていて、本当に知りたがっている質問に私たちみんなで答えられるときにはじまります」

    教師は生徒に質問づくりのスキルを教える。
    そして、生徒が自ら作った質問を使いこなせるようにする。

  • まだまだ読みこなせていない。このmethodが十分に自分でわかっていない。けれども、すばらしいアイデアだってことは確信できる。この方法で指導した学生たち、自分を自由にしながら楽しそうにアウトプットしたりレポートをまとめたりした。おぉーと思った。これからも、繰り返し読んでしっかり勉強したい。

  • 確かに、発問中心の授業は、生徒が考えるべきことを教師が一生懸命考えていると言える。
    道徳や総合で「質問づくり」を活用してみたい。

    メソッドとしては素晴らしいが、
    内容に無駄が多いので☆☆☆

  • 魅力的な授業の形ではあるが、具体例がアメリカのものなので、どう考えても僕の足りない頭では、自分ならどうやるか考えることができなかった。でも何かこの本から得たことを活用したい…。

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たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自立する「質問づくり」の作品紹介

なぜ、「質問をすること」が大切なのでしょうか。この問いに対して、義務教育、大学、ビジネス界で大きな影響力をもった三人の著名人が答えています。
「私たちがもっている知識は質問の結果です。実際、質問をすることは人間がもっている最も重要な知的ツールです。〔中略〕このような大切な知的ツールを、学校では教わらないのです」(ニール・ポストマン、元ニューヨーク大学教授)
「人間の基本的なスキルは、解釈と探究に必要な、ものごとを分析する力です。言い換えると、どのように質問したらいいかを知っていることです」(レオン・ボットスタイン、元バード・カレッジ学長)
「最も頻繁に起こるマネジメントの問題は、正しい答えを見つけることができないということではなく、よい質問が浮かばないことです」(ピーター・ドラッカー)
 本書では、このように大切な質問づくりのスキルが容易に身につけられる方法をていねいに紹介しています(その中には、学校や大学教育や社会や日常生活で軽視されている優先順位をつけるスキルも含まれています)。このスキルの習得は、これまで生徒たちに自分で考えさせようと「発問づくり」に時間とエネルギーを割いてきた教師が、生徒たちのサポート役になることで可能となります。その結果、教師に依存していた生徒たちの学びは、主体的かつ自立的な学びに転換します。
 最近、頻繁に見かける教育用語を使えば、これこそ「究極のアクティブ・ラーニング」と言えます。「質問づくり」を習得することで、「二一世紀スキル」「イノベーターに求められるスキル」「社会人基礎力」「EQやライフスキル」「民主主義を実践するためのスキル」といった現代人に最も求められている力も身につきます。ぜひ試してみてください。(よしだ・しんいちろう)

たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自立する「質問づくり」はこんな本です

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