ボルヘス怪奇譚集 (晶文社クラシックス)

  • 晶文社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794912619

感想・レビュー・書評

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  • 短いもので1ページにも満たない超短編を世界各地から
    集めた本。怪奇譚とあるが、どちらかと言うと不思議譚と
    いった印象で、怖さよりもユーモアが目立つかな。読み易く
    あっという間に読了いたしました。

  • ボルヘスが古今東西のストーリーを集めたアンソロジー。たしかにボルヘスらしい味である。

    アレクサンドリアがアントニウスを見捨てるの話(カヴァフィスの詩の元ネタ)やナサニエル・ホーソーンのノートブックや中国・インドの諸々の話などなど収録。

  • さらっとしているがどろっとしており、
    色は玉虫色に変化し、
    層からなり、
    層を断ち切ると分離して混ざらなくなる水。  !

    たった1ページと少しという短い文章で、これだけ不思議さと魅力を記述することができるとは・・
    単行本は高いので持ってませんが、図書館で何度も借りてこのネタだけ読みたくなる。

    これ以外のネタも、なんとも言えず味わえるものばかりです。

  • ボルヘス&カサーレスが世界各地から集めた92篇の奇譚を収録したアンソロジー。大半が1ページにも満たない小品ながら
    、その奥行は膨大で「物語の真髄は本書の小品にある」という緒言の言葉になるほどと頷かされる。『幻獣辞典』なんかと被ってる話もチラホラと見られるところにボルヘスの好みが伺えて愉しい。
    お気に入りは「いかにしてわたしは超人を見つけたか」、「汽車」、「学問の厳密さ」辺りかな。

  • 眠れない夜に手に取る本です。何度読んでも飽きず、余計な考えを忘れて奇妙な世界を旅することができます。

  • “バベルの図書館”などの奇妙な物語で知られるボルヘスが、世界各地の奇怪な物語から抜粋して編んだ一冊。
    異常を通常のものとして文字で描き出すボルヘスが選ぶ「怪奇」には飽きが来ません。
    すんなり読めてしまう分、何度も読み直してしまいます。
    普段の生活で凝り固まった頭を解すこと請け合いです。

  • [ 内容 ]
    中国の妖怪物語。
    セイロンの人喰い鬼伝説。
    アラビアンナイト。
    そして、カフカやポーの掌篇…。
    20世紀文学に屹立する「迷宮の作家」ボルヘスが、東西古今の膨大な書物を渉猟、その博識博捜のかぎりをつくして選びぬいた、世にも不思議な怪奇譚のかずかず。
    「物語の精髄は本書の小品のなかにある」―92篇からなるユーモアと幻惑のアンソロジー。

    [ 目次 ]


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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 世界の怪奇譚を集めた本。超短編ばかりで読みやすい。内容もとびきりのものばかりです。

  • 不思議な感覚にひたれます。

  • タイトル通り。
    色んな怪奇譚が詰まってます。

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